御守りと魔除けと


御守り、といえば、すっかり長引いてしまった入院生活の間、いろいろいただいた。


まずは、これまでも何回がご紹介した関頑亭先生直筆の仏画(フランス映画ではない)。「薬師如来来迎図」。病気平癒の仏様だ(御手の薬壺に注目)。



このあとは御守りというよりは「魔除け」かな。


キャットフィッシュのマスオさんが持って来てくれた昭和29年型(初代)ゴジラのフィギュア。凶相が頼もしい。



女流義太夫三味線奏者・鶴澤寛也師匠が持って来てくれたハロウィンのカボチャ。「万聖節」である。なんかご利益ありそう。




「お父さん、寝れてる?」と長女・花子(仮名・高2)。うん、寝れてるけど夜中に変な夢見て目が覚めるんだ。


「じゃ、あたしが夢魔喰いの獏、描いてあげるよ」


物語、多少美化。


これを「魔除け」にカテゴライズするのは、いろいろと各方面で物議を醸しそうだが、花子が描いたツレの似顔絵。24色のクレパスじゃなくてパソコンで描いた。



思わず花子も自画自賛をいれているが、なかなか似ていると、ツレのリアルを知る人には好評。



これらの御守り、魔除けに守られたか、無事、退院の日、懐かしの我が家に帰る日が一日一日と近づいている。<こしおれ>

寒風や護り護られ鄙の庭