砂川を観光 モノレールに乗って

寒い一日。冬に逆戻り。


今日は先週も行った砂川七番(立川)のT鍼灸院へ。この前は初回なので紹介者である旧友のJ−chanの車に乗せていってもらったけど、今回は一人でモノレールに乗っていった。


多摩モノレールの立川以北はできた当初に物見遊山で乗って以来。ということは10年ぶりか。


高いところを走るモノレールはべらぼうに眺望がいい。まるで空中散歩。駅舎もまるで空中都市。ただしホームはめちゃめちゃ寒いぞ。



また米軍基地の跡地というのはちょっとやそっとの空き地ではない。なんか広すぎて気持ちが悪くなってくるほど。


萌えキャラの時代か。制服萌えのキャラクターのポスターがたくさん貼られていた。こういうのを撮影するのはなかなか恥ずかしい。



例によって早く出すぎたので早く着きすぎた。砂川七番の駅周辺を散歩。「知らない町の角を曲がる。それがもう旅(大意)」は敬愛する永六輔さんの言葉。


街道沿いに小さな商店群があったのがモータリゼーションで淘汰されたが、逞しいものはモノレールの開通によって生き延び、さらには新たな商店群が萌芽(ここでも「萌」!!)しつつあるという感じか。


最後はT鍼灸院の隣のコンビニで時間つぶし。もちろん何かを購入するのは大人の仁義。そうなれば、これしかないでしょう。


観光にはお土産がつき物。乗車記念のお土産はもちろんこれ。沿線の銘菓「歳三饅頭」。(そういえば「萌えよ剣」なんてアニメもあったなあ)


隣町出身の英雄だし縁戚や子孫の方も知人に何人かいるので言いにくいのだが、ぼくは新撰組は嫌い(鞍馬天狗派)。嫌いなのだがこの饅頭は美味しいので大好き。垢抜けた味で大層美味しいので、ことあるごとに買っている。なかなか「こと」がないのが残念である。


ファンの皆さんにはたまらないのがおまけ。1箱1一枚ずつ「土方歳三しおり」がついている。表がポートレート(通称「ブーツ」のバストアップ)で、裏が辞世(たとひ身は蝦夷の島根に朽ちるとも魂は東の君やまもらん)。これもいつも擦り切れるまで愛用。




極め付きは「モノレール最中」。1970年代半ばまで立川にあった「飛行最中」は食べ損なっているので、これはその生まれ変わりと思っている。




<こしおれ>


春寒の 空中散歩に 萌える旅