再びの神楽坂

今日はひな祭り。でもそんなことには関係なく、2度目の痛勤、いや通勤リハビリ。今回は座席に座らず往復立ちっぱなしで。より現実に近づけて。ツレが同行。


昼ごろ神楽坂駅に着。難所の「相生坂」を避け赤城神社の脇を抜ける「赤城坂ルート」を選択。


失敗、こっちのほうがより急峻だった。路傍の案内板には「『江戸名所図会』に“この道峻悪にして車通すべからず”と謳われている」とあった。納得。



職場の前を通って目白通りに抜け飯田橋へ。駅近くの「パペットハウス」を訪問。退院の報告。


ここは中学の先輩のタクロー先輩が経営する、日本で唯一のパペット(マリオネット、腹話術人形、指人形)の専門店。中部電力のCMで宮崎あおいちゃんと共演していたピノキオ君は同店所属のタレントだ。



タクロー先輩にお会いするのは数年ぶり。中学の文化祭では自作の近未来ホラー劇を主演した(マッドサイエンティスト役)文化系の星だった。


すみませんご心配をおかけしました。もう大丈夫です、多分。


からくり操り人形のパフォーマンスを見せていただいた。ありがとうございます。



その後は四川料理の梅香へ。(牛込神楽坂駅手前。03-3260-2658。月休。火は夜のみ)



この店のことは前にも書いたよね。女流義太夫三味線奏者の鶴澤寛也師匠と待ち合わせ。後輩の鶴澤津賀榮さんも交えて4人で中華ランチ。激ウマ。えびソバもチャーハンも麻婆豆腐もかなりの美味しさ。ボリュームも大食の僕にして十二分。


津賀榮さんは寛也さんと一緒の仕事も多いので一方的に良く知っている。去年の夏には護国寺での演奏会にお邪魔した。


そして近所の寛也さんの稽古場に移動してアフタヌーンティー。お抹茶にする? コーヒーもあるけど、と聞かれてコーヒーを所望。無粋ですみません。ここで鶴澤津賀花さんも合流。


あ、寛也さん主催の「はなやぐらの会」の告知をしておかないとね。


「第八回 はなやぐらの会 」4月10日(日) 午後1時開演(開場12時半)
 紀尾井小ホールにて。演目「壇浦兜軍記」阿古屋琴責の段
 浄瑠璃 竹本駒之助(人間国宝)/三味線 鶴澤寛也/ 
  ツレ 鶴澤津賀榮 /三曲 鶴澤津賀花

そしてそして  お話 橋本 治(作家)


詳細はこちらへ。


花やぐらの会"


居心地がいいので長居してしまったけど、今日、お三人は上記イベントのお稽古で集合されたのだ。


寛也宅を辞した後は、またしても「五十番」で肉まん、そしてその斜め向かい、店名は似てるけど全然関係ない和菓子の名店「五十鈴」で雛菓子を買ってかえった。


神楽坂は美味しいものが多すぎて、危険な町だ。復職したら目を瞑って走りぬけよう。走れないけど。<こしおれ>


雛(ひいな)の日 愛しき町に 逢ひにゆく