春の陽気に誘われて散歩。つい遠出。
市境を超えて府中の西原町へ。ちょっとした商業集積になっている。
ユニクロがある。春物が欲しいけど今はサイズが不安定なので買わないほうがいい。箪笥の肥やしになる可能性がある。危険、近寄るまい。
ヤマダ電機がある。血圧計が欲しいけど、去年の5月に買ったっきりパッケージから出してもいないのが部屋のどこかに埋もれているはずだからそれをちゃんと探そう。探すのをやめたとき見つかることはよくある話だ。血圧計は一台で十分。2台の血圧計を両腕につけても本田圭佑のモノマネにはならない。でも行ったら買っちゃいそうだから近寄るまい。
スポーツオーソリティーがある。新聞チラシにスライド式トレッキングスティックの安売りが告知されていたが、杖ばかり何本もあってもしかたない(実は先日、楓材のを買っている)。でも手に取ったら「あ、縮めればリュックに入る」とか言って買っちゃいそう。危険、近寄るまい。
ミニストップがある。ミニストップのソフトクリームはうまい。でも食べちゃったらなんのための有酸素運動かわからなくなる。あぶないあぶない。
すべて素通りして帰途に着いた。
途中の工事現場の看板が、心に染み入った。
<今日の一句>
ただ歩く 春服買わず 杖買わず
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