大学通りの花便り 〜悪女の愛国心について


3週間にわたって休館していた「多摩スポ」が昨日から時間短縮ながらオープンしたと言うので行ってきた。



駅前から送迎の「さくら色バス」に乗って。




帰りは徒歩。歩道橋の上から大学通り国立駅方面を俯瞰。桜もチラホラ開き始めた。


来週末の9日10日あたりが見ごろかな。ぜひ手ぶらでお越しください。お買物はぜひ国立で。そしてゴミはお持ち帰りください。



豪邸の渋い外壁に桜の花がよく映える。



これは何の花だろう。一橋大学の緑地帯にて。



駅前、内山花店さんのインフォメーションボード。


ナスタチウムとな。「元素記号は?」って聞きたくなるような名前だな。


金蓮花という和名らしい。金盞花(きんせんか)、金鳳花(きんぽうげ)なら知っているけど。


金蓮花か・・・・。『金瓶梅』に出てくる毒婦(悪女)みたいだなぁ。あ、それは「潘金蓮」だね。花言葉は「愛国心」「勝利」とな。なるほど。



こちらは桜の根元に植えられた「ムラサキハナナ」。漢字で書くと「紫花菜」。



デリケートな桜の古木の根回りの保護のため地元の小学生たちが植えたもの。つまり花見の酔客が踏み荒らさないために。


別名、「諸葛菜」。『金瓶梅』の次は『三国志』か。ぜひ『水滸伝』『西遊記』、さらには『紅楼夢』の奮起に期待したい。



正式名称は「オオアラセイトウ」。今、漢字を調べたら「大紫羅欄花」。


難しすぎる。「大荒政党」でよくないすか? どことは言わないけど。<今日の一句>


花の名は ムラサキハナナ 汝(な)は花菜