中央沿線、両手に花の花便り


中野でランチ。ということで午前中は某ジムで筋トレをしたあといそいそと外出。


国立の桜もほぼ満開。



三鷹駅のホームから見た桜。


満開の桜と言う景気のいい景色と出し手の無いまっ白い看板と言う不景気な景色の対比が面白い。かどうかは自信が無いが。


中野も実は花どころである。駅北口の若い桜たちがいいよ。あと中野サンプラザ前が見事。


南口もいい。桜じゃなくて桃。


アップ。この毒々しいまでの艶(あで)やかさを見よ。




ランチのお相手はイーダちゃんとシトロン嬢(共に仮名、女性)。


イーダちゃんはかつての同僚。国立で絵本の一時代を築いた「ペンギンハウス」の元店長。現在はフリーで絵本の評論や読み聞かせ活動などしている


シトロン嬢も同店の元・スタッフ。現在はシトロンブックスという雑貨と絵本のWEBショップを主宰している。嵐山・水丸・伸坊トリオの「俳画カレンダー」のネット販売もお願いしている。ネットだけでなくて実店舗イベント「リアルシトロン」も展開している。GWは大阪で初開催する。一見、夢二が描く薄幸の美女のような儚げな佇まいだがその実、興が乗ると都内から千葉県の自宅まで徒歩で帰ってしまうという剛の者である。


つまり女性二人に囲まれた“両手に花”の楽しいランチ。話も弾み、レストランの名前も忘れるほどの有頂天だったわけだが、ポークソテー、美味しかったなあ。五穀米も香ばしくてGOOD。


話は尽きず、並びにあるシスターボーイ風の好青年が経営するカフェ「たけぽん」に移動。ずいぶん長い時間おしゃべりしたわけだが、明らかになったのは僕が狷介だったのは入院中だけで無くずっと前からで周りの人もそれに気づいていたということだった。


一時に待ち合わせして解散はほぼ5時。あと明らかになったことは3人の中で僕が一番というか唯一、おばさんだったな。


国立に着いたらもう5時半。まだ明るい。日が長くなった。


今日の国立の桜はこんな感じ。


桜だけじゃないよ。洋菓子の伊藤屋の前のチューリップもいいよ。必見。


お菓子といえば、下の画像はシトロン嬢にお土産としてもらったお菓子のパッケージ。昭和の家族のイメージ。お父さんとお母さんが着物であること、テレビの形が懐かしいこと、お父さんの前にビールお母さんの前にお茶があるのに子供らの前には何も無い、などなかなか見所は多い。



<今日の一句>


中央線 両手に花の 花便り