野暮用あって神田明神へ。
今年はお祭りのメインイベントが自粛で中止になったらしい。それであまったのか、Tシャツを売っていた。Tシャツ購入自粛月間はつづいているがつい買ってしまった。
なかなかかっこいいが、黒の和柄は家系ラーメンの店員さんみたい。
門前に「愛の園」の看板。
神域になんたる不届きなと思ったら保育園だった。
なかから子どもたちの元気な声が聞こえた。
神田明神の祭神は3人(?)いる。
大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、平将門命(たいらのまさかどのみこと)。
平将門命はそのまんま。「風よ雲よ虹よ」である(古い)。大己貴命は大黒さんつまり大国主命(おおくにぬしのみこと)。
少彦名命は「えびす」さん。と言っても競艇好きのあの人ではない。文字通り「小さ神」である。食いしん坊のあの人の姓である「蛭子」。当然ながら「ひるこ」とも読む。
蛭子神。イザナギ・イザナミから生まれたもののあまりに小さく生まれたため海に流されて、漂着した先で「えびすさま」になったんだっけ。習ったのが昔過ぎてすっかり忘れてしまった。
僕はやせても枯れても松田修の弟子なのでたまにはこういうことも考える(やせてないし枯れてない)
そういうややこしいことを考えていたら疲れてしまった。門前の茶屋「天野屋」さんで一休み。
当然、甘酒。「この暑いのに甘酒かよ」と思った人は一回休み。甘酒は実は夏の季語なんだよね。
もちろん寒いときに飲んだほうが美味しいよね。
でも「やっぱり甘酒は夏だよね」とやせ我慢(やせてない)。
でも汗が噴き出して来たからことによると本当にやせるかもしれない。
天野屋さんではツレへのお土産に「神田明神キューピー」を購入。手古舞のコスチュームがかわいい。
<今日の一句>
甘酒は 夏の季語よと やせ我慢
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