「ぎぼ材」の謎  〜荻窪北口の廃ビルの夏草〜

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電車の中から見て気になっていた。


荻窪駅北口のこの老朽ビルである。



上部に「ぎぼ材」とある。




なんだ、「ぎぼ材」って?


ふつう日本で「ぎぼ」って言えば、先年亡くなった奥目の女霊媒師であるが「材」ってなんだ?


はたして「おぎくぼ画材」であった。



「お」と「く」と「画」が落ちちゃったのね。パチンコ店の看板は「パ」の字が落ちるのが古来から決まりごとだが、画材屋さんは「お」と「く」が落ちるのね。


そしてこの「おぎくぼ画材」、とうの昔に廃業していて、取り壊しも決まっているらしい。



きっと多くの絵描きや画学生で賑わった時代もあったんだろうね。ベレー帽とルパシカの霊が見えます(うそ)。


ビルとアスファルトの隙間からは生命力の強い雑草たちが伸び始めているこの跡地には、12階建てのマンションが建つそうである。



廃屋と額縁で感傷に浸るなんて一昨日と同工異曲だねぇ。


<今日の一句>


夏草も 画材の家で 眠りけり


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