告知「第2回くにたちコショコショ市」(やぼろじ)

またまた、イベント告知。来月末に開催される面白そうなイベント情報を入手したので暫定ご紹介。




「第2回くにたちコショコショ市」




現在、全国を席捲中の一箱古本市。本好きがみかん箱一箱分の古書を持ち寄って集まる「本のフリーマーケット」だ。国立でもその第2回が開かれることとなった(第一回は今年始めに。その様子はコチラから。←クリツク!)。




その名も「第2回くにたちコショコショ市」


【日時】  11月27日(日) 11:00〜16:00(雨天順延)



【開催場所】  やぼろじ ←クリック!!

  


やぼろじ

↑↑クリック!! (写真は「やぼろじ」のサイトから借用) 


古民家をリノベーションした話題のマルチスペースです。




【アクセス】  地図は下記

やぼろじ地図


↑↑クリックで拡大!!(地図は「やぼろじ」のサイトから借用) 




〒186-0011 東京都国立市谷保5119

JR南武線谷保駅」北口より、西府方向へ線路沿いを歩き、1つ目の踏切を渡り、つきあたりを左へ。右側の2つ目の路地を曲がった右側。


谷保駅から徒歩6分。ただちょっとわかりにくいので、中央線国立駅からバスが吉




蕃茄庵おすすめ、「バスでのアクセス」


国立駅南口。下の地図の3番乗場(みちくさ書房の斜め前の中ノ島ね)から京王バスに乗車。


バス乗り場


国17系統  国立駅谷保駅経由 府中駅行き  毎時  0、 20、 40分発

国18系統  国立駅発    聖蹟桜ヶ丘駅行き  毎時 10、 30、 50分発


つまり、10分に一本出てます。


約15分乗車して(180円)「国立府中インター入口」で下車。道沿い(甲州街道)を西(八王子方向)に150メートル戻ってください。


※当然、京王線府中駅、ならびに聖蹟桜ヶ丘駅から国立駅行きに乗ると言う手もあります。でも道の反対側の下車となります。甲州街道の横断、気をつけて。


※他の路線のバスには乗らないでください。途中で曲がって矢川に連れて行かれます。また府中駅行きでも「国02、03系統東芝経由」には乗らないでくださいね。三億円事件の現場に連れて行かれます。


※間違えても国立駅から歩こうなんて思わないでください。無理です。でも「40分くらい目じゃないぜ」、という方はどうぞ。



今回は、やぼろじの「秋のガーデンパーティー」と同時開催。当日はカフェや食堂、木工作家さんのワークショップ、ライブ演奏など古本以外のイベントもあるので、従来の古本市とは趣の異なる雰囲気になりそう。乞うご期待。






【問い合わせ】 「くにたちコショコショ市事務局」までメールで。


【主催】 

週末夜だけ営業の女子の古本屋「ゆず虎嘯」 ←クリック!

と     

国立に根を下ろして8年。紙と活字のワークショップ「国立本店」 ←クリック!






僕も出展、申し込みました!!



野合は、もとい、屋号は「傾奇者と落伍社(かぶきものとらくごしゃ)」。達人、岡崎武志氏も出店されます。



屋号の「傾奇者と落伍社」は、つまり「歌舞伎モノと落語書」。屋号のとおり、歌舞伎や落語の関連書、をドサリと並べる予定だが、それだけではない。


もう一方の柱が「イケない紙もの」。


1 ヴィンテージ・ヌートラ(ヌード・トランプ。みうらじゅん命名) 
 推定昭和40年代中番。中学のときに修学旅行用に買った。化粧、ファッションとも、今となっては貴重な風俗資料である。ほんとか。


2 俳画カレンダー  
 蕃茄庵で「紙もの」といえば当然、これ。嵐山光三郎安西水丸南伸坊の三粋人の合作による「俳画カレンダー」。お店には流通しないこの国立限定品を特別販売。今年のもいいぞー。


3 ここには書けないもの
 法には触れない。法には触れないが、道徳には反する。ヲイヲイ



それと、本当はこれが当店の目玉商品。


天保戌年 下谷保村御用留』


下谷保村御用留


下谷保村」とは現在の国立市谷保のうち天神様より東のエリアをいう。「御用留」とは村に送達された触書、達書等を隣村に回す前に、名主らが備忘のため書き写した帳簿のこと。つまりはお上の通達の控えだね。この本は国立の素封家・本田家所蔵の文書である「下谷保村御用留」を解読、解説したもの。


今回の「くにたちコショコショ市」の会場である、古民家をリノベーションしたイベントスペース「やぼろじ」 (←クリック)の大家さんこそ、その本田家だ。まぁなんて間のいい出品でしょう。


僕も読んでみたがなかなか面白い。奢侈禁止のお達しなど、「櫛、かんざし、キセル、煙草入れに金銀を使うな」だの「手数をかけた菓子、料理を食うな」だのやかましく、「御勘定方お泊りにつき人足10人出せ」だの「薩州様御家中通行につき馬3匹出せ」だの図々しい。お上というものは今も昔も変わらない。やかましくて図々しい。

 
現代語訳したのは僕の父とその仲間たち。私家版。だから極めて希少、もとい、僅少。




と、まあそんなふうにプランは固まりつつある。



ただ、今のところ絵に描いた餅の域を出ない。