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昨日はアコデオン曲の「サンジャンの私の恋人」から山田勇男監督の「蒸発旅日記」のことを思い出した。
そうしたら、もうひとつ大事なことを思い出した。
「幻燈」という雑誌をご存知か。かつて「ガロ」につげ義春が健筆を振るっていた時代があった。そしてその時代の終焉後、さらなる「つげ的表現」を求めて「夜行」という雑誌が発刊された。そして一定の役割を終えて終了した「夜行」のあとをうけて誕生したのが「幻燈」である。さらなる「つげ的表現」を希求して、若い才能、若くない才能が集まっている。
その才能たちが集まった「幻燈展覧会」が昨年の初夏、開催された。もちろん僕も行った。日記はコチラ。 ←クリック!! でもこの日記は心が波立つなぁ。その数ヵ月後の昏倒の前兆が現れてるんだもの。まぁいいや、過ぎたことを悔やんでも仕方ない。
それはともかく、前回から一年半。その第2回が開かれるというお知らせをいただいていたのだ。
それをなぜ山田勇男さんの映画から思い出したかというと、そのチラシの「昭和ロマン体」だか「昭和モダン体」だかが、いかにも山田さんによるものだから。
チラシにいわく、
第2回「幻燈展」Vol.2」開催決定!
今年もやります「幻燈展」
出品作家: 安部慎一、天野天街、秋野すすき、石井隆、うらたじゅん、おんちみどり、加藤泰、菅野修、甲野酉、 斎藤種魚、新谷成唯、鈴木翁二、角南誠、つげ義春、つげ忠男、永井サク、西野空男、ネズ実、 林静一、原マスミ、藤宮史、三橋乙揶、山田勇男
開催日時2011年11月14日(月)〜27日(日):
場所:世田谷下北沢・ギャラリー「ラ・カメラ」にて。(午後2時〜9時)
〒155-0032 世田谷区代沢4-44-12 茶沢通り沿いビル2F
tel&fax 03-3413-9422
※「幻燈」展期間中、下記プログラムが開催されます。
開場:18:30 開演:19:00
11/14(月) 「つげ義春とシュールレアリズム」 原マスミ+山田勇男
11/16(水) 「クストリッツァとユーゴスラビア内戦」 北冬書房映画研究班
11/18(金) 「映画『必殺するめ固め』周辺」 天野天街
11/19(土) 「石子順造展に向けて」 成相肇 ゲスト参加予定:黒ダライ児
11/20(日) 「肉体のアナーキズムと60年代前衛芸術」 黒ダライ児+高野慎三 主催:アナキムズ文献センター 後援:幻燈展覧会 ※1
11/22(火) 「加藤泰、鈴木清順、石井輝男、西村克己」 石川敦志+高野慎三
11/23(祝) 「生身の石子順造」 林静一+成相肇
11/26(土) 「竹久夢二・考+ミニライブ」 あがた森魚+うらたじゅん ※2
◆プログラム料金:※1…\1000、※2…\1500、左記以外…\500[テキスト付]
◆定員50名・先着順【各日 16時より整理券配布】
◆プログラム当日は、会場整理のため、1時間前から一旦クローズします。
お問い合わせ:北冬書房 Tel:03-3468-7782
FAX:03-3468-7782
メール:redon_o@yahoo.co.jp
会いたい人、見たい作品が目白押し。これはいかにも面白そうじゃありませんか。これはいったいなんだろうなぁ。<今日の一句>
幻燈を 心待ちする 夜長かな
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