版画をつくってみよう! 〜プレス機体験ワークショップ〜

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彼岸が来て時間切れ。「今年は春一番はない」と言うことだそうだ。そんな午後、我が家から徒歩二分の「くにたち公民館」へ。「版画をつくってみよう! 〜プレス機体験ワークショップ〜」に参加したのだ。投票以外で公民館に行くのは久しぶり。


紙の版(ドライポイントプレート)とプレス機を使った版画を体験させてくれるという催し。



ぶっちゃけ言って、僕は病気の後遺症で左手に若干の麻痺がある。常に重く常に痺れていて握力も失われたまま。でも「これもリハビリ」とこういうイベントに積極的にチャレンジするのが僕の偉いところだ(自画自賛)。


講師は版画家の山本佳奈枝さんと坂田季代子さん。


坂田さんは最近僕が関わっている降矢ななさんを中心とした「手から手へ」展のメンバー。実はこのワークショップのことも2月に行われた「手から手へ」展の日本開催実現に向けてのミーティングでお会いしたときに聞いた。


「あ、僕は国立に住んでるんですよ。版画のワークショップとは楽しそうですね。機会があったら行きますよ」なんて言っても大抵はお愛想なんだけど、本当に行くところが僕の偉いところだ(自画自賛)。


要はエッチングの銅版が紙になったようなもの。表面がシールの剥離紙のようなツルツル加工がなされたボール紙の板に錐様のもので絵を描く。そこにインクを盛り布で拭き取ると錐で削ったところだけにインクが残る。それに紙を載せてプレス機で圧を加えると画像が転写される。反転でね(って当たり前だけど)


もちろん初めての体験だが、二人の講師をはじめお仲間やお弟子さんが助手となって親切に教えてくれるので、なんとか作品らしきものを作れた。


(恥ずかしいので極小画像で)

坂田さんは指導で忙しくされていたが「ボローニャ、いよいよですね」「行った方の帰朝報告会、開かなくちゃですね」くらいは話せた。


さっき「恥ずかしいので極小画像で」て書いた舌の根が乾かぬうちの前言撤回で申し訳ないけど、その一部をアップで公開(下手くそを笑わないでください。承知の上です)


太目のネコちゃんを描いた。




モデルは立川志らく師匠門下の立川らく太あらため立川志獅丸さんである。


立川志獅丸




<今日の一句>

春一番 知らずに猫の 反転す


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