「ガロ系」の巨匠に会う

夕刻から駒場は「万力のある家」へ。つまり北冬書房の本部である。

来年の企画についての業務連絡である。「ガロ系」の巨匠(の作品)に会いに行ったとも言える。クリスマスプレゼントのおねだりとも言える。


ガロ系表現者たち2」という企画を考えている。1960年代後半から1990年代の半ばまで異彩を放った漫画誌「ガロ」。そこでデビューしまた活躍したマンガ家たちの作品や資料を展示するという内容。


「2」と言うくらいだから2度目で実は夏にも一度やっている。そのときの様子は国立市の観光サイト「ビジテ!」でご覧ください。←クリック!


もう一度やるからにはパワーアップは当然である。同じ内容はありえない。


そのための特別展示作品をお借りしにいったのだ。北冬書房主宰の高野慎三氏は「ねじ式」の頃の「ガロ」の編集者である。もちろん超ドレッドノート級のコレクターでもある。


つげ忠男ペン画「サブとリュウ」。吉田輝雄加勢大周で映画化されている。監督は怪人・石井輝男


そして左から林静一「特製メンコ原画」、水彩美人画つげ義春水彩画「釣り」



どんな風な展示内容になるかは未知数だけど失望はさせませんよ。どうぞ来年1月12日から24日をお楽しみに。


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