ワイドショーを見ていると新築なった歌舞伎座のニュースが賑やかだ。「お練り」とか。
気になるのは「新歌舞伎座」という表現。
「新歌舞伎座」って言ったらなんば駅前の御堂筋沿いにあったあの桃山風の劇場でしょう。今は上本町に移転しちゃったけど。
「新歌舞伎座」を名乗りつつ歌舞伎がかかることは無かったが、演歌歌手の特別公演のメッカだった。最後は五木ひろしとコロッケだったらしい。おもしろそう。
だから、テレビから「新歌舞伎座で沸く銀座です」みたいな報道があると、「ちがうだろー」とツッコミたくなってしまう。いや実際にツッコミを入れるのだが・・・・。
いつもはそれで家族にうるさがられるのに、今回だけは大阪人のツレが「そのとーり」と言ってくれる。
似たようなことが以前もあった。
それは1989年のことだ。
中国は北京の天安門で、民主化を求めるデモ隊と軍や警察との衝突がおき、多数の死傷者が出た。
今は「天安門事件」と呼ばれるこの事件、当初はマスコミでは「血の日曜日」などと仮称していた(ちなみに近代史にはこれ以外の「血の日曜日」が多数存在する。日曜日には大衆が集まり安い、つまり弾圧もおきやすい、から)。
それは、その時点では「天安門事件」というと1976年の周恩来死去に伴う騒動のことをさしていたからだ。しかし、事件の大きさが桁外れに違うことから、今は「天安門事件」というと、1989年のそれをさすようになった。
と、ここまで語るとさすがにうるさがられるのだけどね。
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