額装で飯を食う。そして躓きの石

額装を進めている。こんなラウンドのカットもお手の物さ。

うまいものでしょ。曲線を完璧にカットしている。

飯が食えるよ、実際。

丼を使ってカットしたのだ。

ほら、飯が食えるでしょ。

日曜日は土曜日以上に見たいテレビが無いので仕事が進む。かなりできた。

好調すぎて額装に使うラシャ紙が足りなくなった。国立最古の文具店・吉見屋さんへ。入口付近のファンシーに集まる女子小学生の間をすりぬけて店の奥の紙売場に。

あー、どうして紙って見ているだけでこんなに楽しいのだろう。そうでもない？

吉見屋さんの前で、「てるちゃん先生」こと藤井輝明さんに遭遇。

笑顔で生きる 「容貌障害」と闘った五十年 (講談社+α文庫)

　

てるちゃんのかお

幼稚園の先輩。幼稚園の先輩。ぼくと藤井さんの関わりについてはこちらをご覧ください。←クリック！

藤井さんは僕にとって福の神で、お会いするといいことがおきそうで心が弾む。

と浮かれて歩いていたら信号を渡ったところでつまづいてしまった。転びはしなかったが買ったばかりのラシャ紙を放り出してしまった。端っこがえぐれた。

どうせカットするところなので被害は無い。

つまづいた原因は何か。きっと石でもあるのだろうと足元を探した。

「躓きの石」。「ローマ人への手紙」か？

ローマ人への手紙ならローマ字で書こう。

ローマ字表記では、

　「tsumazuki no ishi」　

そう、国立ロケで話題の「シュトルム・ウント・ドランクッ」の主演俳優・寺十吾（じつなしさとる）さんの劇団である。

山田勇男監督の作品の額装の材料を買いに出かけた先で「tsumazuki no ishi」にあたるなんてなかなか縁があっていい。

転ばなかったからいえることだけど。

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