福生市公民館主催、平和講演会「戦争絵画とその時代」に行ってきた。
戦時中、藤田嗣治をはじめ多くの著名な画家が戦争絵画を描いた。当時発行された画集の作品を見ながら「戦時中の美術界の様々」「学童疎開のこどもたち」をテーマに講演していただくイベント。中学の同級生のコメッチにさそってもらった。
この戦争絵画だがそれらは画集として広く頒布された。そしてその多くは歳月とともに散逸している。68年は伊達じゃない。
そのうちの「海軍美術」4巻が福生市内のお宅で見つかったのは数年前。そのお宅というのがコメッチの家なのだ。
久しぶりの牛浜駅。エスカレーターとエレベーターができていた。
そして駅前には「焼き鳥 火の鳥」。
いい名だ。
会場は福生市民会館。
絵画については画家の早野禎氏、学童疎開については元校長で現在は平和の語り部をしている中込達夫氏。
このお2人、中学の同級生という。戦時体制下の画壇について説明する早野氏。プロジェクターで画壇の動きと社会の動きを映し出してわかりやすい。操作するのは中込氏。
そして中込氏の学童疎開の話も面白かった。語り部として自分の体験を語るだけでなく、他の人の証言を集める活動もしているので、多くの実例をご紹介いただき興味深かった。
会場では時々ビブリオにこられるお客様もいてびっくり。
帰りの電車でいいことがあった。うまいこと座れた上に中央線直通の東京行きで、乗り換え無しで帰れたのだ。
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29日のイベントでは僕もお話します。
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