太田スセリ「0時過ぎのシンデレラ」(四谷コタン)


夕方からもぞもぞと動き出し四谷へ。行き先は老舗ライブハウスの「コタン」。



女流ピン芸人オオタスセリさんのライブ。


日常から紙一重で狂気に堕ちていく様をリアルに描いた(?)「ストーカーと呼ばないで」で有名。



観客としてはずっと知っていたけど、実は同窓生であることがわかった。クラスこそちがうが同じ中学に数ヶ月通ったらしい(同学年)。


早めに行ったので見やすいいい席がとれた。


今回は寄席形式でゲストも多彩。


前説はなんと永六輔さん。キャパ20人の空間で永さんのお話を聞くこの贅沢。


そして今回のスセリさんは落語に挑戦。「親子酒」を一席。大学時代は末広亭でモギリのアルバイトをしていたそうだ。ということは確実に会ってるなぁ。


キッチリと端正な芸風。クールなお袋さんがすごくいい。


そして立川コーシンこと奥山コーシンこと奥山祅伸(おくやま てるのぶ)さん。多分、「祅」の字は機種依存でひとによっては「?」になるね。「奥山?伸」と。では画像でご説明。



奥山さんの本業はベテランの放送作家。「シャボン玉ホリデー」「巨泉・前武ゲバゲバ90分!!」「8時だョ!全員集合」「なるほど!ザ・ワールド」「お笑い頭の体操」「11PM」「クイズダービー」「ザ・ベストテン」なと書いているだけでも泣けてくるような番組を手がけておられる。また作詞家としては「アメリカ橋」「カッコマン・ブギ」などのヒット曲を持つ。僕は毎週聞いていた「愛川欽也のパック・イン・ミュージック」のいじられキャラのイメージが強い。


立川流のBコースの重鎮でもある。今日の演目は「勘定板」。ウ◎コの話をさらりと洒脱に。粋だなあ。


トリは太棹三味線の田中悠美子さん。これがすごかった。スセリさんの脚本に田中さんがアレンジを加えた新作義太夫。後半には道成寺をモチーフにしてマペット文楽仕立てにしてスセリさんが熱演。すごい迫力。


終演後、田中さんに挨拶。実は初対面ではない。20年ほど前の一年間、僕が編集していた雑誌にエッセイを連載してもらっていた。邦楽の専門誌に書いていたイベントのリポートがやけに面白かったので依頼した。タイトルはなんだったかなぁ。そうだ、


たゆたうた 〜悠美子の三味線日記〜


だ。本業の書き手以外への連載依頼は初めてだった。


9時20分終演。あー、おもしろかった。ライブはいいなぁ。



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