「聖」と「俗」の間に

昨日日記。


地下鉄南北線で近くなったとは言え道中長くて退屈だなぁ、と思っていたらポンポンと肩を叩かれた。



映画評論家でエッセイストの山口正介さんだった。故・山口瞳先生のご子息でもある。



江分利満家の崩壊

江分利満家の崩壊

ぼくの父はこうして死んだ―男性自身外伝

ぼくの父はこうして死んだ―男性自身外伝

山口瞳の行きつけの店

山口瞳の行きつけの店



良かった、道中の話し相手ができた。隣り合わせに座って「聖断」に興じた。




いや「聖断」じゃなくて「清談」。



清談=世俗を離れた、趣味・芸術・学問等の高尚な話。(「goo辞書」)


具体的には「年金」の話と「病気」の話。


いや、そういうのは清談とは言わないか。



僕だけ四谷で下車。


四谷といえばイエズス会の大伽藍・イグナチオ教会の門前町である。カトリック関連の施設やお店がいくつもある。



南北線への乗り換え前に僕が向かったのはカトリック書籍、教会用品の専門店「ドン・ボスコ」。



ギャラリーのインテリアに銀の燭台を欲しいと思ったんだけど、さすがに銀製品はお高くて手が出ない。つい出来心でふところに…、ってそんな話じゃない。


ああ無情 (講談社青い鳥文庫)

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トラピストのクッキーを買いに行ったのだ。


トラピストのクッキーと聞いたらほとんどの人、このブログの読者様を仮に1000人とするとそのうち990人までが、北海道の空港に山積みで売られている缶入りの銘菓を思い出すだろう。


↑ 美味しいよね。これも大好き。



でもこれではない。僕が欲しかったのはこれ。



「シトー会那須の聖母修道院」、別名「那須トラピスト修道院」の焼き菓子。


これがすごく美味しいのだ。素朴でまっすぐで。



かつてはドン・ボスコではこれとほぼ同じもので「ニックナック」というお菓子を売っていた。製造は高松の「ドミニコ会神の母マリア修道院」。



そんなわけで大好きな「那須トラピスト修道院」の焼き菓子をグレーの修道服のシスターから買った。


四谷に来るとつい買ってしまう。シスターから買うのがありがたみがあるというかご利益がありそう、ってあまりに仏教的というか神道的というか、日本的な発想だけどなんとなく。




実はこちらもアマゾンで買えるのだけどね。




なんかありがたみの無い世の中だなぁ。




そのあとは地下に下りて地下鉄で六本木。ポルノの帝王・久保新二さんの「ゆにおんハレンチ食堂」へと突入し、昨日の日記に続くのである。


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