合笑組準備完了

終日、合笑組公演の準備。


まずは高座の設営から。



「町の落語会あるある」の筆頭が「低すぎる高座」問題だろう。たいてい低すぎる。お客が入っていない状態の最前列基準で考えると低くなる。「え? こんなに高いの?」くらいがちょうどいい。たいていよくわかってないが声の大きい人が「高すぎるよ、もっと低くしろ」と言い出すものだが、それをいかに説得するかが世話人の腕の見せ所。


笑組ビブリオ公演はどの席からでも噺家さんの膝が見える高さを基準にしている。だからお客さんが入っていない状態では「え? こんなに高いの?」くらい高いが、こうでないと後ろのほうの席では噺家さんの頭しか見えない。


そしてもうひとつの「あるある」。幸いにして高い高座を設営できたとして問題は高座への階段。高座に上がる姿、所作の美しさも見せるべき芸のうちだということかわかってないと折り畳みのパイプ椅子で噺家さんを高座に上がらせるような「あるある」をおかす。これに関しても本ビブリオ公演では 木製のガッチリしたステップをつくった。その辺も本ビブリオ公演が国立駅前エリア唯一の本格的演芸イベントを標榜する所以である。




と、えらそうなことを書いたのに緋毛氈がしわくちゃじゃないの。あわててアイロンをかけた。


うん、まあまあかな。



フェルトじゃなくてメルトンなので完璧には行かないなぁ。



午後、身に覚えの無い宅配便。みると一升瓶のお酒。山口の銘酒。


明日はあいにく来られない久保さんのファンのKさんから。


「あいにく行かれませんが、皆様でお楽しみください」とのメッセージつき。


大人の嗜みだなぁ、かっこいいなぁ。思わず高座の脇に飾った。



大人たるものこういう風にスマートに行きたいなぁ。僕なぞは馬齢を重ねても全然だめ。



出演者の皆さんとこまごまと事務連絡。今回もめでたく満員御礼。



あとは書類や貼紙の作成作業をきりきりと。


今回もお手伝いいただく一橋大学落語研究会メンバーのスタッフバッヂも作成。


「潮家(うしおや)いさな」クンと、「倶来亭凋落(グーグルていちょうらく)」君。



男子1名、女子1名。


どちらがどちらか。


お若い方にはわかりにくいかもしれないが、若い女性に半角カタカナで「クン」をつけるのは昭和のおやじメディアの伝統芸である。



ここで業務連絡。


ご予約いただいた皆様。4時半開場五時開演となっているが、開演前に久保さんのマシンガントークが始まるのはいつも通り。


これ、聞き逃すとMOTTAI-NAIですよ。



業務連絡もひとつ。


落研の学生さんがいると「小咄やれ」とか言いたくなるのが人情。それはわかります。とめません。「音のしないやつ」のご用意はおすみですか。もちろん当館、大人の嗜みとして大量のポチ袋のご用意はいたしております。存分にお使いください。




「音のしないやつ」といえば・・・。外、秋の虫の声がものすごいんですけど。




・・・・・・・いよいよ明日開催・・・・・・

浅草から爆笑ユニット上陸。国立駅前のお座敷で堪能する落語とかっぽれ。9/3
關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!


・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・

近世の三多摩で発展し昭和の三多摩で衰退した放浪芸「説経祭文」がギャラリービブリオで蘇る!!  9/9
關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!


銭湯絵師・丸山清人個展 9/22(金)〜10/3(火)。
ライブペインティングも。
關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!



・・・・・・開講中・・・・・・・


人気真打から直伝をうける、三遊亭遊史郎の江戸端唄・三味線教室

關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!
三遊亭遊史郎の「江戸端唄・三味線教室」  


關敏 小品展〜秋〜 ←クリック!!
中国語いとも簡単教室  

達人に習うハモニカ教室。

ハモニカ ←クリック!!


小学生対象。今、話題の“フォニックス”で生きた英会話を習得。きらり ←クリック!!

「きらりキッズ」。

◎◎ ◎◎ ギャラリービブリオ公式サイト ◎◎ ◎◎

国立駅前。展示、ワークショップ、会議にご活用ください。レンタルスペース、貸会議室

ギャラリービブリオ 
  ↑クリック!!


・・・・・・・・・・・・・・・

ご意見、ご希望やイベント申し込みはメールで。
      2802656