今日は9月1日。
となると一応書いておかないといけないな。
うすぼんやりしているあいだにこの日が来てしまった。今日は当「ギャラリービブリオ」の5回目の誕生日。5年前の今日、開業した。
画廊というとマンションかオフィスビルの一階のガラス張りの四角というのが定番の中、古民家までもいかない中途半端な木造民家を使っての開業構想は面白がってくれる人もいたが「悪いことは言わないからやめなさい」と忠告してくれる人も多くあった。
そんな中、5年前の今日、「林静一現代美人画展“読む”」でグランドオープンした(それ以前もプレオープン企画で古本市や長野まゆみ先生のファンイベントなどが開催されたが)。
その日は林静一氏の他、嵐山光三郎さん、南伸坊さん、去年亡くなった佐藤一夫市長が駆けつけてくれてパーティーをした。林夫人がトランクいっぱいの手料理を持ってきてくださった。そうそう入院中にお世話になった作業療法士さんが病院勤めの帰りに来てくれたなぁ。
その後「ガロ系企画」の数々でいろいろお世話になる北冬書房の高野慎三主宰や、僕をこの道に導いてくれた直接の師匠、一昨年亡くなった「ギャラリーエソラ=カフェ・キャットフィシュ」の関マスヲさんも来てくれた。
以来、多くのアーティストの方々の表現活動をご紹介してきた。
ギャラリーとしての本業の美術展のほか、中川五郎さんとの出会いから派生しての音楽イベント、久保新二さんとの出会いから派生しての演芸イベント、丸山清人さんとの出会いから派生しての銭湯イベントなど、多岐に渡って関わらせていただいた。
時々「元編集者で顔が広いから有利だよね」などと言われることがあるが、中川さんも久保さんも丸山さんも開業してから知り合った方々だ。逆に編集者時代のご縁をきっかけにして実施した企画は・・・、六つかな。
そんなアーカイブスは公式サイトの「これまでのイベント履歴」で見られます。
そんなわけで今日、無事五周年を迎えた。これからも初心を忘れずにといいたいところだけど初心なんてのは忘れるためにあるものだし、僕の場合病後の譫妄(会社員はもう務まらないから仏師の木彫の木屑を集めてご利益のあるスモークチーズを作る事業構想→妄想)が初心みたいなものだから、リハビリとともに雲散霧消した。
つまり7年前、脳の病気で死に掛けたことがきっかけとなっての開業だった。
半病人の半人前なので常に多くの人に助けられている。応援してくださった皆様には関わってくださった皆様には感謝しかない。
これから先、どうなるかは五里霧中だけど、物事を深く考えないのが僕の強み。あまりいろいろ考えずに行き当たりばったりでやってきますので、どうかこれからもよろしくお付き合いください。
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