酷暑の中、高尾へ。親類の法事。伯父の二十三回忌兼伯母の七回忌。
高尾駅は登山客と仏事客が半々くらい。
うそ。登山客は京王線に乗り換えて「高尾山口駅」に行く。高尾駅からは行かない。
高尾駅からタクシー。「東京霊園入口の大野屋さんに」、というつもりが「東京霊園入口のメモリアルアートの大野屋さんに」といってしまう。ブランディングに成功してますね、大野屋さん。
「Y家の法事です」というと係の人がロビーのテーブルに案内してくれて冷茶を供してくれた。どうやら僕が一番乗りみたい。
昨日に引き続き読書。
「あのお客様」
と声をかけられて顔を上げたらお店の人。
「Y家の皆様が渋滞に巻き込まれてしまったと電話をいただきまして・・・」
・・・はい。
「もしかしたら導師様の読経に間に合わないかもしれない状況でして」
・・・は、はい。
「導師様はそのあともご法事のスケジュールが詰まってまして、あとに延ばすことができないのです。」
・・・は、はい。
「もし、お時間に間に合いませんでしたら今いらっしゃる参列者様で始めさせていただくことになります」
はい。って俺だけじゃん。喪主役やらないといけないの? それは荷が重いなぁ。
と時計を眺めながら従兄弟たちを一日千秋の思いで待っていたらギリギリで間に合ってくれた。近況など聞きあうまもなく墓前にて法要。椅子をご用意いただいて助かった。
お坊さんは袈裟衣ではなく和洋折衷。上は白ワイシャツネクタイの上に膝丈の絽(紗かも。違いがわからない)のロングの法衣、下は黒スラックスに黒の革靴。なかなかスマートでかっこいい。
その後はお斎(とき)。従兄弟の車に乗せてもらい霊園近くのお蕎麦屋さんの個室で昼懐石。伯父伯母の思い出を語り合った。
お斎の後は車で高尾駅まで送ってもらった。
法事というと僕などは大人の行事に子どもの立場で出ていた時代のイメージなのだが、今日は完全に平均年齢を上げていた。そういう年になったんだなぁ。
つらかったのが靴擦れ。もう6年以上、サンダルとスニーカーの生活が続いているので足の皮がすっかりやわになった。
いつも以上に杖にすがって帰ってきた。
酷暑の二十三回忌。いい上五があれば俳句になりそう。
帰宅してからはまた読書三昧。
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