授業参観

昨日のことである。

ブンケンさんと別れた後は、線路沿いの道を西に行き、長女・花子(仮名・小6)と次男・三吉(仮名・小3)が通う、国立市立・猪牙小学校(仮名)に行った。授業参観である。

まず驚いたのだが、今の先生というのは授業がうまいなあ。昔はホントどうしようもなく授業下手な先生がゴロゴロいたもんだけど、今の先生の授業はよく練られていて面白い。僕も元寇のころの御家人の暮らしについてすっかり詳しくなってしまった。

ところで三吉の同級生の保護者の中には僕の同級生が二人いる。つまり親子二代の同級生というわけだ。三十数年のときを経て、また同じ教室で授業を受けるというのもなかなか感慨深いものがあった。

しかし長続きしないのが感慨の悲しいところだ。今さらな告解だが、僕は飽きっぽい。授業をおとなしく聞くのが苦手だ。しかも立ちっぱなしなので足が疲れてきた。

中庭で休憩しようと思ったら先客がいた。どこかのおとうさんだった。

おとうさんとおかあさんだったら、おとうさんが絶対先にバテる。それは行楽地も学校も共通なのだなあ。


帰ってからは「書評のメルマガ」の原稿書き、のはずだったのだけど、疲れて寝てしまった。