午前中、買い物があって自宅近くの西友に行ったとき、エスカレーター脇の掲示板に貼られたポスターが目に付いた。
「納涼スーパーボールすくい大会」
なるほど夏休みイベントか。立秋とはいえこの暑さ。冷たい水の中に浮き沈みする五色ののスーパーボールを追うなんてのは涼しくていい趣向だ。
一時から正面玄関と言うので昼食後、次男・三吉(仮名・小3)を連れて行ってみた。
来てみると、ちょっと様子が変だ。もう開始予定時間になろうと言うのに、子ども達は数人いるもののお店の人が誰もいない。そしてビニールプールのなかに無数のスーパーボールはあるのだけどまだ水は入っていない。開始までに水入れは間に合うのだろうか。
そこに、甚平姿の店員さんが現れた。
「はい、チビッコの皆さんお待たせしましたぁ。これから?納涼スーパーボール大会?はじめま〜す!! 皆さん、とうぞ〜」
えっ、どうぞですか? まだ水が入ってませんけど・・・。
果たして水のないプールでのスーパーボールすくいは始まった。管理上のコストを勘案すれば水無しもやむをえないのかも知れないが、少なくてもこのスーパーボール掬い、「納涼」にはなってないと思うぞ。