【2日目 その?】
さてそういうわけで「教来石村」はシャトレーゼ白州工場に向かったわけである。
助手席の虎太郎にガイドマップを見させて(カーナビは無い)、目指す教来石の位置を確認させたら、「無い」という。
そんなはずはあるまいと車を路肩に止めてマップを取り上げてみる。
あるじゃん、ここに教来石って。地図のここに書いてあるじゃん
「ないじゃん。それ教来石じゃないよ」
眼鏡を外して見てみると、たしか「教来石」じゃなくて「敷来石」とある。もちろん誤植である。つまり老眼の僕には字がぼやけて「教来石」と読めちゃったけど、若い虎太郎には「敷来石」と読めてしまうんだな (本当に敷来石と書いてあるんだけど)。
そう考えてみると、若いというのは結構不便なものである。逆にいうと僕もだいぶ「老人力」がついてきたということだろう。
でも一番老人力がついているのは、このガイドマップの編集さんだな。がんばってください。応援してます。