国立狸事情 番外編

banka-an2007-09-30


小さな欲を出して大きな損を出した話があるんだけど、まだショックから立ち直れないんで、明日以降に。


さて、気を取り直して狸の話の続き。キャットフィッシュでの取材の結果である。国立ではないが隣の国分寺市ではたびたび目撃されているらしい。

中央線で東京に向かって進み、西国分寺を過ぎて国分寺に着く直前、北から来た西武国分寺線と出会うところがあるでしょ。あのへんがちょっとした渓谷になっているでしょ。今は線路沿いが整備されて洒落た遊歩道になっているけど、昔は斜面に張り付くように木の桟道が設置されていただけだった。「険阻なり、蜀の桟道」という感じだった。

でその北側が欝蒼とした森になっているでしょ。国分寺中央公園。その北が日立製作所国分寺工場。バレーボールでも有名。友達のトヅちゃんは東経大生のころ国分寺駅ビルのATMでお金を下ろそうと思ったらATMの前に巨大な壁があったそうだ。どうしようかと思うまもなくその壁が動いて、大林素子だったそうである。

いや、大林素子の目撃談はどうでもいい、狸の話である。

つまり、その辺一帯は国分寺中央公園と日立製作所の二つの森が合体した大きな森林となっていて大きな池もある。で、いるそうである狸が。住宅街に普通に家族連れで現れて、もう誰も驚かないそうだ。

「天の目で見た国分寺中央公園&日立製作所の画像」 ← ←クリックしてご覧ください。

ちなみにその森の中央部には日立製作所のタワーが聳えていて、森からニョキっと頭を出している。これは昔からあって、高校の頃、同級生のヒロユキはこの森とタワーのコンビネーションを見るたびに、

「この森って、今にもマジンガーZが飛び立ちそうだよな」

と言っていた。

それから30年。残念ながらいまだにマジンガーZは飛び立っていないが大林素子は飛び立った。


話は違うが「諸見里、初優勝」の報を受けて、「えっ? 白鵬じゃなかったの?」

といった人がいる。「もろみざと」、たしかに四股名に聞こえないことはない。誰が言ったのかは当人の名誉のために伏せておく。