幻燈展へ

ようやく、MRI写真を持って診療所へ。

とりあえず「病気」ではなかったが予断は許さない。血圧が高い。

そしてショックだったのは、年齢の割に脳が年取っていると言う診断。懐古趣味が嵩じて脳まで老けてしまったか。

そしてそのあと下北沢へ。いつ行っても落ち着きのない町だ。もちろんその落ち着きのなさが魅力なのだが。でも医者帰りに行くには適さない町だ。エネルギー放射に当てられ疲労する。そしてエネルギーを吸い取られる。


下北沢の繁華街を過ぎ、ようやくちょっと落ち着いた場所にあるギャラリー、「ラ・カメラ」。

開催中の「幻燈」展。ようやく行って来た。

すごいなぁ、10坪ほどのスペースの中に、所狭しとギッシリ作品が詰め込まれていて、見ごたえがある。山田勇男さんの人魚、色っぽいなぁ。おんちみどりさん、天野天街さんの鉛筆画もかっこよく、おもしろい。うらたじゅんさんの絵、相変わらず可愛いなぁ。

企画の詳細は、ここをご覧ください。
幻燈展

ところで僕は、診察の帰りである。とりあえず最悪の診断ではなかったが、長生きは出来そうもないような気がする。そんな診断だった。やっぱりしたいことをして見たい絵を見なくっちゃ。そんな気分だった。

そういうわけで、つげ忠男さんのペン画を購入した。

数珠を持って読経する老婆とその傍らでむせび泣く中年女。中空には蒼白い人魂。二人に容赦なく降り注ぐ黒い驟雨・・・・。そんな絵。

額なしの販売なので、合う額を探さないとな(それも楽しみ)。絵を買うってのは楽しいなぁ。


下北沢からは吉祥寺まで井の頭線

そのまま乗り換えずにヨドバシカメラへ。「テルモの血圧計」を購入。毎日計って記録をつけよう。



だって少しは長生きしたいじゃん。







は5月27日(木)まで!!

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