新宿歴史博物館 所蔵資料展「牛込 神楽坂の文士たち」

新宿歴史博物館 所蔵資料展「牛込 神楽坂の文士たち」に行ってきた。

神楽坂周辺には尾崎紅葉泉鏡花北原白秋島村抱月など多くの文人が住み、活動したことはよく知られている。
これらの文人たちの足跡を、博物館所蔵の書軸、書簡、著作などで紹介するというのが企画趣旨だ。


この所蔵資料展自体は入場無料。常設展は300円。この常設展が面白いとの評判は前々から聞いていたので、この機会に行ってみた。


住所を頼りに訪ね歩くと、果たして通いなれた(?)四谷税務署のすぐ近くだった。


確かに常設展は面白かった。旧石器時代から江戸時代までの歴史を貴重な出土品とともに教えてくれる。そしてあまたの戯作者たちの群像。


近代文学において「新宿」という街が果たした役割もよくわかった。北原白秋が僕の勤務地の隣町に住んでいたことは九州・柳川の白秋資料館の展示で知っていたけど、大仏次郎が勤務地の同町内に住んでいたことがあったとは知らなかった。


昭和初期の「カフェー文化」の展示も興味深い。


常設展を出たところにさすが新宿で、「初代ロマンスカー」の車両の「切身」が展示されていて、座ることができる。昔ながらの緩いスプリングのシートに座っていると、なぜか駅弁が食いたくなる。

思うことはみな同じらしく「飲食禁止」と貼り札がしてあった。

その先に所蔵資料展「牛込 神楽坂の文士たち」があった。パネル等が中心でボランティアのシルバーガイドさんがいろいろと教えてくれて勉強になった。


心地よいタイム・スリップ。


堪能して表に出ると、「市ヶ谷タワー」が無機質に聳え立っていた。






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