「第5回あまちゅあの会」に行ってきた。わが飯田橋清貧大学(仮名)落語研究会のOBと現役部員の落語会。
いまや落語の名門となりつつある「らくごカフェ」にて。
むかーし昭和の御世にやられていてずーーっと途切れていたのを、僕と入れ替わり、つまり僕の入学の一ヶ月前に卒業した先輩、火災亭珍歌さんが去年、復活させた。
珍歌さんはこれ以外にもアマチュア落語の演者としても知られ、また宇都宮の落語文化の旗振り役でもある名プロデューサーだ。
仕事を途中で切り上げて行ったら、開口一番の現役君が「時そば」を熱演中。尾篭な演出にびっくり。続く現役君はえぐいアレンジの「長屋の花見」。落研の芸風もずいぶん変わったなぁ。
続いてお目当ての火災亭珍歌さん。演じるは桂三枝作の「鯛」。ファンタジーといえばファンタジー、人情噺といえば人情噺。スラッブスティックといえばスラップスティック。
そういえばここ何年か客席でお会いしているが、落語を聴くのは初めて。そうかー、こんなにうまい人だったのかぁ。
続いては七代目・富士見亭円ヶ朝さんの「道具屋」。あ、この方、僕が一年生で修行中のときOBとして部室にGFを連れてこられたぞ。学食の定食を「勝手に出前」をしたはずだ。
「道具屋」が終わって仲入り。客席には知った顔もちらほら。終演後の打ち上げで語り合おう、と思ったところにやっかいなメール。
後ろ髪引かれながら、仲入り中の会場を後にした。