今日は浅草へ。
僕の毎夏のメインイベント、浅草演芸ホールの夏興行「納涼 住吉踊り」。
１０年以上、毎年行っている。サラリーマン時代は平日に有給をとって行っていた。
大勢の芸人さんが興行の最後に「かっぽれ」とか「深川」とか踊るの。旧知の江戸家まねき猫さんやもっと旧知の初音家左橋さんがメンバーとなっている。
いつもは１１時開場のこの小屋が１０時半開演。いつもの２倍以上の芸人さんが出るのですこし前倒しなのだ。
開場の１０時に合わせていったらすでに満席寸前。超人気興行なのだ。
いきなりのショック。仲良しの江戸家まねき猫さんが休演なのだ…無念。
でも三遊亭圓王さんと交互の初音家左橋さんが今日はご出演。よかった。
前から３番目センターの席を確保したら真後ろの人が「おうっ！」と。
因縁をつけるのは誰だと仕込み杖の白刃を抜きかけたら、これまた旧知のＦさんだった。
大学一年の時入っていた落語研究会の当時のＯＢ一年生。合宿などでとても可愛がってもらった。これ、相撲部屋で言うところの可愛がり。
消防署員を経て火災保険代理店経営者となった現在も「火災亭珍歌」 の高座名でアマチュア落語家として活動している。
「身体、だいぶよくなったなぁ。見るたびによくなってるよ」
ありがとうございます。
出る人が多いので一人あたりの持ち時間はすくない。入れ代わり立ち代わり。
初音家左橋さんはＦさんの一年先輩のＯＢ。左橋さんについては今までもたびたび書いている。詳しくはとてもソックリな下の似顔絵（僕が描いたんだけどね）をクリックしてください。
あした順子先生の代演がピアニカ漫談、というか音楽パフォーマーの「のだゆき」さん。面白かった。子どもにもうけそう。
江戸家まねき猫さんの代演は奇芸「キセル漫談」の ひびきわたる さん。
４０年ぶりに見た。
中２の頃、１９７４年。僕は風吹ジュンさんのファンだった。後楽園遊園地で開かれたジュンさん出演のアイドルイベントに行ったことがあって、その司会が ひびきわたる さんだったのだ。
その時、もう一人ひょろっと背が高く手足の高い新人歌手が来ていた。
１４歳の浅野ゆう子さんだった。
それはともかく「住吉踊り」。
もう、かっこよくて泣きそう。拍手のし過ぎで手が痛い。
そんなわけで僕の夏は終わったわけですよ。
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