故郷の祭は空豆のかをり

昨夕のことだがツレがベビーカステラを持って見舞いに来た。


国立の秋の大祭、「天下市」で買ったという。


思い出すなあ、「ふるさとの祭」を。生まれも育ちも東京の僕が、そういう感興を得る日が来るとは。


ベビーカステラ」。よく縁日にあるお菓子で、ホットケーキミックスを小さく、成人男子の足の親指大に焼き上げたものだ。


安ーい味わいで、かすかに蜂蜜の香り。甘さも安ーく、薄い。


微糖の缶コーヒーと実にいい相性だった。


頑張ってリハビリして国立に帰ろう。お正月には天神様で上陽フーズの壺焼き芋、食べるぞ!




[タイトルについて]
「足の親指の匂いは、空豆の香り」

怪友・トニーセイント(仮名・45歳くらい・日本人)の箴言である。