小さな「自由」の獲得、そして満喫


勤労感謝の日。実に。無為徒食、2ヶ月を超えてしまった。実に。



午前。インク・スポッツ(The Ink Spots)。1940年代を席巻したドゥー・ワップ・コーラス。キング・トーンズ、シャネルズの原型と言える。


「Ink Spots」。直訳すれば、「墨汁一滴」。って、よくよく正岡子規が好きだなぁ、俺は。


マンハッタン・トランスファーがカバーした「Java Jive」のヒットでしられる。


代表曲は「If I didn't Care」。



「If I didn't Care」ですよ。今の僕の身の上ではこたえるなあ、この台詞をナースさんや介護士さんに言われたら。


曲中必ずナレーションが入る。加山雄三の「君といつまでも」より、ずっとかっこいいぞ。


午後。エラ・フィッツジェラルド


昼。面会に来たツレと病院の五軒隣の寿司屋さんへ。


二間間口の小さなお寿司屋さん。歩行訓練の途中で見かけてからずっと気になっていた。


店頭売りの奥に五人がけのカウンター。


杖歩行が可能になったからこそ行かれた。


以前も書いた、数年前、僕と同じようなリハビリを経験した方の述懐「車椅子から杖歩行になった時は“自由になった”と思った」が実感できた。


上にぎり二人前三千円でお釣りがきた。美味しかったー。自由の味!!


中河原駅前「京らく寿司」。親方と女将さんの二人で切り盛りしている。


箸袋を持ち帰って撮ったのが下の画像。


シーツをバックにに撮ったらホワイト&ホワイトで飛んじゃったので、クマ型のマクラ、クマクラのカズオをバックに撮ったら・・。


キョンシーになったカズオを「勅令札」で封印したみたいになってしまった。