「青」と「赤」、どちらが勝つか


暖かな一日。でも一枚羽織るものが欲しい。かと言っていつもの銀色のバズジャンパーがうまくないのは昨日書いた通り。


そんなわけで件の銀色のジャンパーは封印。かわりにブラックサテンのドラゴンジャンパーを引っ張り出してみた。



袖の部分までドラゴンの刺繍。これなら選挙スタッフに間違えられる心配は無い。いやチンパンの選挙ならありえるかも。


チンパンといってもバヤリースではない。


チンパン=青幇。清末の秘密結社。チャイナマフィアの元祖。紅幇(ほんぱん)のライバル。「青」と「紅」、どっちが強かったかと言うと青幇の方が圧倒的に強かった、と思う。



いやそんなことはどうでもよくて、このドラゴンジャンパーなら選挙スタッフに間違えられる心配は無い、というただそれだけの話である。チャイナマフィアの選挙ならともかく、と。


しかも写真を良く見ると背中に「KOREA」と刺繍してある。そうだ、これ、10年近く前に長男・虎太郎(仮名・当時は中1)と行った、ソウルの梨泰院(イテウォン。東京で言う六本木と福生の中間のような繁華街)でかったのだった。全然チャイナじゃないし。


これを着ていったのはいつもの多摩スポ。帰りは東回りで帰った。昼ごはん用に、東坂下商店会の八百銀さんでお惣菜を買った。炊飯器をセットして家を出たのでね。


炒豆腐とかぼちゃ煮とサツマイモのレモン煮。画像は下。



いやこちらの方がいいかな。



やはりバックに青(紺)のジャージを敷いたのより、赤いジャージを敷いた方が美味しそうに見えるね。


「食べ物の写真の背景は暖色にすべし」



広島は福山市の書店・萬生堂のご主人、重政さんの受け売りなんですけどね。


だからこちらは赤(=紅)の勝ち。


もちろん八百屋さんの作るお惣菜ですから、どれも最高に美味しいですよ。<今日の一句>


春暖に 誘われ惣菜 買ひにけり


?