くにたち発!震災復興支援ライブ2011「あしたの声がするから」


ずいぶんとノンビリした人生を歩んできたが、さすがに半世紀も生きてくると、本物と偽物の違いぐらいは良くわかる。いかに本物らしく装ってもちょっと触れれば本物か偽物かはすぐにピンと来る。


午前中から午後にかけては家事都合により多摩地区を巡回。昼食の後帰って、某ジムに行こうと思ったが疲れたのでやめた。この疲れは本物だ。ゴロンと一休み。


夕方からは富士見台の「KFまちかどホール」へ。



「くにたち発!震災復興支援ライブ2011“あしたの声がするから”」の写真班を仰せつかっていたのだ。僕は写真は下手だが、撮影経験、媒体へ掲載経験だけは豊富なナンチャッテ(偽物)カメラマンだ。高校の教科書に採用されたこともあるぞ。しつこいようだが、腕は悪い。



主催は「井形倶楽部」。そのライブ企画のVol.2。Vol.1はたしか昨秋で僕も来ている。倒れる約十日前のことだ。



地元を中心に活躍するミュージシャンの井形大作さんとその愉快な仲間たちによるもので、今回の出演は井形大作(Vo・G)、高橋亘(Bass)、off-G(Vo・Banjo・)、みほこん(Vo・Violin)、宮瀧順子(Vo)、マジックRin(手品)の皆さん。小さな会場で演者の息遣いが聞こえるようなイベントで面白かった。これは本物のパフォーマーたちだ。



「あしたの声がするから」である。最初、旧友の宮瀧順子(Vo)からのインフォメーションを「あたしの声がするから」と誤読してしまい、「なに言ってやがる!!」と思ったのだけど、違った。「あしたの声」である。


会場も大いに盛り上がり、時間が延びてしまい、次の予定がある僕は泣く泣く途中退出。


そして、遅い夕食は「かんてんぱぱ=伊那食品」の寒天ジャージャー麺



麺はもちろん寒天。だからよそ見しながら作って、調理時間を間違えてものびない (つい土曜ワイドに見入ってしまった)。コンサートは延びたけど寒天麺はのびない。本物の麺じゃなくてよかった。


でもひき肉入りのピリ辛タレは本物。食感も歯ごたえがいい。麺は寒天でも、味の決め手はひき肉だね。


えっ? このタレのひき肉って大豆なの? 本物のお肉じゃないの?


いやはや本物と偽物の見極めというのは難しいものだなあ。ま、おいしいからどっちでもいいんすけど。<今日の二句>


本物に 送る拍手に 玉の汗


夏の宵 友らの歌に 瞑目す


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