神保町「らくごカフェ」で「あまちゅあの会」


神保町は神田古書センター5階の「らくごカフェ」で「あまちゅあの会」。僕の卒業した「飯田橋清貧大学(仮名)」の落語研究会のOB会の発表会だ。僕は同会のOBではない。一年間だけ在籍した。落語と言うのは聞くものであって演るものではない(僕はね)と教えてもらった1年間だった。


いくら落語が好きでも、世の中には落語を演ることを天に許された人と許されない人がいる。僕は後者だった。いくら恋しても芸の女神(ミューズ?)は僕には微笑むことがなかった。


前者もいる、当然。そんな「許された」前者たちが集まったのがこの「あまちゅあの会」だ。



迷いつつJRルートで御茶ノ水から行く。何を迷ったかというと神保町と言う地雷だらけの町をどう行けばいいかと言うこと。健康な頃ならともかく、今の僕には荷物を増やすことは鬼門だ。



神田古書センターは神保町のまんまん中だ。どういっても変わらなかったかな。かなり早めに家を出たの着いたのは開演ぎりぎり。途中途中の小さなトラップに足をとられ続けたたのだ。


この会の首謀者は栃木の火災亭珍歌さん。有名な「宇都宮落語会」の世話人であり「宇都宮落語研究会」の副会長 。僕が一年生のときの卒業したてのOB。先日は落語を通じた社会貢献活動で、地元の新聞に大きく取り上げられた


自作の「カラオケ病院」、面白かったなあ。けっして放送媒体にも活字媒体にも乗せられない破壊力。不謹慎パワー炸裂。でもこれでもきっと時節柄いろいろ我慢しているんだろうな。


仲入りまで聞いて退出。今の僕の体力ではこの辺まで。外に出たら雨降り。ラッキー!! これでワゴンセールや店頭均一棚に引っかかる心配がない。


帰りは岩波ホールから地下に潜って都営新宿線ルートで帰った。すっかり重たくなったリュックを背負って。<今日の一句>


足取りも 重たく梅雨の 本の街


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメールで。