「第6回 護国寺で女流義太夫を聴こう」


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(昨日の続き) そんなわけで、本を紹介すると言う作業は今までも公私ともに長くしてきた。それが何故突然に「JPIC読書アドバイザー養成講座」の受講をしたか。


つまり今までは、闇討ち、待ち伏せ、落とし穴を掘る、さらには井戸に毒を投げるなどの手法で腕を磨いてきたが、ここで道場での素振りからやり直してみようと言う殊勝な心もちなのである。



そんな「JPIC読書アドバイザー養成講座」の「有明東京ビッグサイト(国際展示場)」のスクーリングがあった昨日のことである。



四万六千日、お暑い盛りです(古今亭志ん明師の口調で)。



スクーリングの受講を終えた僕は挨拶もそこそこに「国際展示場前」駅に走り(セルフイメージ)「ゆりかもめ」に乗車。


途中、「市場前」の駅に驚く。もちろん市場などない。荒涼たる原野のみ。某都知事閣下の執念のマニフェスト築地市場」の移転予定地である。土壌には結構な有機物質が埋蔵されているそうであるが。



豊洲有楽町線に乗り換え護国寺へ。


昨日の日記の末尾に貼ったのは真言名刹護国寺である。



派手な幕が張られているのは、昨日が「四万六千日」の縁日だから。


ちなみに「四万六千日」に参拝すると四万六千日分参拝したことと同じ功徳があるという。この四万六千という数字の由来は、一升分の米粒が四万六千粒でこれを人間の一生にかけていると言う(うろおぼえ)。嘘だと思う人は数えてみてくれ。


護国寺の「四万六千日」にすっかりお馴染みのものとなったイベント「護国寺で女流義太夫を聴こう」に行ったのだ。



ヤフーの路線検索では十分間に合うはずだったのだけど、石段が思いのほか急峻で、ほんの少し遅れてしまった。



演目は「伽羅先代萩 政岡忠義の段(めいぼくせんだいはぎ まさおかちゅうぎのだん)」。「寺子屋」と並んで辛い話。辛いので紹介しない。


聴きながら、大学時代の夏休みにこの「政岡」の墓参りをしたことを思い出した。場所はもちろん仙台市郊外。客分扱いとなっていた「東北学院大学みちのく探求会」のメンバーに同行してもらった。観光地としては住宅地の中に「政岡墓所」という標識があるだけでほぼ注目されないスポットだった。政岡は本名・三沢初子と言う人でお墓にはキャラ(伽羅)の木が植わっていた。そのリポートは「関東学生歌舞伎研究連盟」の機関紙のトップを飾った。って、編集したのも僕だけどね。手書きでコピー。


浄瑠璃は竹本越孝さん。越孝さんのことはここで何べんも語り倒してきたから繰り返さない。僕が一番好きな太夫だ。ここ20年ほど。


この迫力を見たまえ、聴きたまえ。



三味線は鶴澤津賀榮さん。畏友・鶴澤寛也師匠の後輩で一緒の仕事も多いので以前からよく知っている(一方的に)。 3月には神楽坂・梅香でのランチでご一緒した


良かったなぁ。名刹の薄暗い本堂に響く義太夫。もちろん冷房なんかない。でもしばし暑さを忘れられた。それにしても二人とも美人だなぁ。


この「四万六千日」の縁日は観音様ゆかりの縁日である。本堂には重文の「騎竜観音」(原田直次郎筆)も特別展示されていた。観音様の縁日に越孝さん津賀榮さんの名演を聴かれるなんて、たしかに四万六千日分参拝したことと同じ功徳があると思う。<今日の一句>


義太夫に 浸りて四万六千日


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