人気ブログランキングへの応援お願いします。1日1クリックだけが毎日更新の源です。
過去ログのうちダイエット関連の話題は こちらをクリックしてご覧ください。
過去ログのうち脳梗塞闘病&リハビリ関連の話題は こちらをクリックしてご覧ください。
−−−−−−−−−−−−−−−−
昨日は大変なゲリラ豪雨だったが、実は僕もその真っ只中にいたのだ。
少し小降りになってからとも思ったが、ツレと待ち合わせてきわめて気楽な商談があるので帰らなきゃいけない。
職場を出たときがまさにピーク。職場の隣のビルの前にあるバス停までのわずかの距離で(もちろん傘はさしている)、全身濡れ鼠になってしまった。
バスの車窓からもすごい豪雨の風景。歩道が川のようになっているところもある。雨で反対車線がかすむほど。いきかう車のワイパーもまるで千切れそう。
高田馬場で下車して東西線に乗り換え。高田馬場駅では崎陽軒のスタンドのおばちやんと目が合い、吸い寄せられるようにシウマイを買いそうになる。いかんいかん。
ここには妙な磁場がある。
この崎陽軒スタンドの場所はずっと以前は、くず餅屋で、いつもおばあさんが一人で店番をしていた。そのときも良くふらふらと食いたくもないくず餅を買ったものだ。たいてい飲み会の帰り。
味、というよりそのパッケージが気に入っていたのだ。ほぼA5判・厚さ3センチくらいの折箱に紐が十字にかかっていて、その紐は交差するあたりに直径3センチほどの輪っかがこさえてある。そこに指をかけると絶妙のバランスで安定し運びやすい。
そう、「千鳥足の波平さんのお土産」にそっくりだったのだ。「ギャートルズ」の「あの肉」と並ぶ憧れのアイテム。それは酔えば買いたくなるのは道理でしょう。そこにいる全員の分買ってやり、もう一軒付き合わせたこともある。
くず餅屋はいつのまにかシウマイ屋になった。しかしシウマイもサイズこそ一回り小さいB6に近いが波平さんのお土産にかなり近い。しかも今の僕は初手から千鳥足だ。これはつい買いたくなるでしょう? だから素面でも時々買ってしまうのだ。
でも今日はこのあと吉祥寺でごく気楽とはいえ商談がある。ぐっと我慢。
新宿区はゲリラ豪雨だったが、吉祥寺は小雨だった。商談もスムースに終わった。
「とは言えちょっと遅くなっちゃったわね。駅ビルに米八があったから、おこわ弁当でも買って帰りましょうか」
崎陽軒は吉祥寺の駅ビルにも入っている。
5人分のシウマイ弁当は思いがけず重かった。電車ではまわりを弓道部の女学生の団体の真っ只中に乗ってしまった。天井まで届くような長い和弓にぐるりととり囲まれ、まるで牢屋に入ったような気分だったが、無事にもって帰れた。ツレが。
こどもたちも大好物なので大喜び。驚いたことにテレビをつけたらシウマイ弁当のCM。ジャズ喫茶の親父とお花のお師匠さんの2連続。
「これをシンクロニシティという」と次男・三吉(仮名・14歳)に説明。<今日の2句>
夕立を 避けて焼売 買いにけり
夏果てて 和弓の檻に 入りにけり
・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメールで。
人気ブログランキングリベンジ参加中。ぜひ1日1クリックください!!