優先座席の少女たち

人気ブログランキングへの応援お願いします。1日1クリックだけが毎日更新の源です。

人気ブログランキングへ


過去ログのうちダイエット関連の話題は こちらをクリックしてご覧ください。


過去ログのうち脳梗塞闘病&リハビリ関連の話題は こちらをクリックしてご覧ください。


−−−−−−−−−−−−−−−−


昨日の通勤での都営バスの車内でのこと。僕がいつものように杖を突いてよたよたと乗車したら、優先座席に座っていた名門小学校の制服を着た小さい、たぶん一年生の少女がパッと立ち上がり、「どうぞ座ってください」、と譲ってくれた。


秋篠宮家のご長女のような雰囲気の素朴な佇まいの少女。かわいい。那須黒羽での曾良先達の気持ちがちょっとわかった。ような気がした。


 那須の黒羽といふ所に知る人あれば、これより野越えにかかりて、直道を行かんとす。はるかに一村を見かけて行くに、雨降り日暮るる。 (〜中略〜) 小さき者ふたり、馬の跡したひて走る。ひとりは小姫(こひめ)にて、名をかさねといふ。聞きなれぬ名のやさしかりければ、

 かさねとは八重撫子(やえなでしこ)の名なるべし  曾良


そして今日。僕は三人がけの優先座席の真ん中に座っていた。左側はふさがっていていたが右隣の座席は空いていた。


そこに一組の母子が乗ってきた。子供はまだ小さく3歳くらいの女の子。当然ながらお母さんも若い。


女の子はすばやく僕の右側の空席に座った。すると、しっかりしたお母さんで、「おじいさんおばあさんが来たらすぐに立つのよ」と諭した。


女の子は小さくうなづいた。そして左隣の杖の人、つまり僕をちらりと見ると言った。


このおじいさんはいいの?


うんうん、頭は白いし杖はついてるし、たしかにこの子から見たらおじいさんだよなあ。<今日の一句>


夏過ぎて 敬老の日も 近づきぬ



・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメールで。



人気ブログランキングリベンジ参加中。ぜひ1日1クリックください!!

人気ブログランキングへ