今日は久しぶりに有楽町へ。交通会館ギャラリーで本日初日の「第25回石州流盆石展」へ。
「盆石」とは黒漆塗りのお盆に、天然石や砂を用いて風景などを表現する伝統芸術。
1000年の歴史を持つ盆石。その中でももっとも古来の伝統を護る石州流。公式サイトはないが、門人の方が私的に作られたサイト(←クリック)がわかりやすいかも。
遠く江戸初期に源を発する「石州流盆石」の本拠地が現在、国立市にあることをご存知だろうか。世襲制ではなく、代々高弟が家元を継承しているため。現家元が国立にお住まいなのだ。
ご縁があって来年の春、当ギャラリービブリオにて「石州流盆石」の作品展が開催されることになった。「国立の文化財」のひとつとして不肖ギャラリービブリオがプロデュース、もとい、プロモーションさせていただく。
そのためにはまずは実物をみせていただかないと。この盆石というのは一期一会。保存できないし運べない。会場で見せていただくしかないのだ。その貴重な機会。
いやーびっくり。なんという存在感、なんと言う立体感。石と砂で、大自然の「気」のようなものをあらわしている。
これをビブリオの和室で展示とは。今日も家元と僕とツレの3人で話すうちにいろんなアイディアが浮かんだ。
そのあとはガード下で「ねぎし」がやっている韓国料理店「コパンコパン」でスンドゥブ。うまい。サイドディッシュの牛スジの煮込みも絶品。
東京駅前まで歩いて話題の郵政省の商業ビル「KITTE」へ。
「KITTE」から見た東京駅。
ハリボテ感たっぷりのドームを乗せられたその姿を悲しく見る。
「あのドームは建築当初にあったものでそれが戦災で・・・」などというツッコミはご無用。それは承知している。
1914年に建設されて戦災でドームが燃えたのが1945年。この間、31年。
その姿のまま2012にドームが「再現」されるまで「非ドーム」の戦後を過ごした。その間、60余年。ドーム時代の二倍。日本の戦後復興は「非ドーム」の東京駅とともにあった。
だから僕にとっては物心ついたときから去年までの三角屋根が東京駅。豊満なボディの割には頭が小さく尖っている「レッドキング」なフォルムが気に入っていた。
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だから同じ理由で日本橋の上空の高速道路も好き。
そんな話をしても東京駅に何の思い入れもない大阪人のツレには何の反応もない。ましてや「日本橋」は「にっぽんばし」と読まれてしまう。
東京駅でツレと別れたのが2時。僕はこのあと渋谷に用事があるのだけど刻限は6時。4時間をどうすごそうか。
とりあえず山手線に乗った。
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