HENRIX 偏陸展(巷房2)

午後から銀座一丁目へ。目指すは奥野ビル。二十面相が出てきそうなレトロビル。



このビル老朽化し先行きが危ぶまれた時期もあったかが、小さな個性的なギャラリーの集合体となることで人気スポットとなった。


行先は地下一階のギャラリー「巷房2」。開催中は「HENRIX 偏陸展」。



寺山偏陸=森崎偏陸さんの展覧会。撮影は偏陸さんをモデルにビブリオの「ハテコン展」にも招待選手として参加してくれた写真家の首藤幹夫さん。


アラーキー氏の写真の美装を多く手掛けてきた岩田ちえ子さんが65歳の男性を美装した写真がいろんなシチュエーション、いろんな衣装で展示されていた。


偏陸さんは俳優で演出家でデザイナー、エディター、スクリプター。故・寺山修司「弟」である。



数年前、旧知の石川淳志監督によりその半生がドキュメント映画化された。



会場には偏陸さんがおられていろいろお話を伺えた。


「(きれいにお化粧して)ウットリしちゃったんじゃない?」


と質問したお客さんに


「被写体がウットリしたら写真がぼんやりしちゃいますよ。ウットリした表情しながらもどうやってきれいに見せようかかっこよく見せようかと必死です」


なるほどなるほど。


多才な偏陸さん。実は料理家でもある。会場では手作りの味噌を販売している。


その中で、「麦麹大豆みそ」「米麹ピーナツみそ」を購入した。



そうしたら、味噌2パック購入でポストカードをくれるという。


こちらをいただいた。



展示室の隅に「食品衛生責任者 東京〇〇〇-〇〇〇〇〇〇〇〇〇」の鑑札。名義は「寺山偏陸」と。



そのことを偏陸さんに質問すると奥から、上のトレーラーにも登場する偏陸さんの相棒、「山ちゃん」が出てきて、味噌を販売するために必要な資格であると教えてくれた。そうか、僕も味噌を売れるぞ。味噌さえあれば。


面白い展示なのでお勧め。20日が最終日で5時まで。



「巷房2」を辞した後は有楽町線江戸川橋へ。かつての職場を表敬訪問。



職場の隣、僕もよく利用した信用組合熊本県産品ショップとなっていた。



そのあとは相生坂を上って神楽坂へ。



今話題の書店を見学。カフェ複合店。これは好みの問題だけど、紙と水気の共存は好きになれない。


お店はよく流行っていた様子。お客さんも店員さんも多い。雇用創出はありがたい。奥に画廊。


そしてそのごく近所。大手出版社の空き倉庫を活用した話題の商業施設を見学。



とりあえず2店とも見学のみ。僕は身の回りのモノ(本も含め)を増やすのが苦手なので財布を開くことも商品を手に取ることもなかった。もともと客層外だし。アウェー感が心地よい。ぜひ成功してほしい試みだ。


そのまま新潮社前の道を南下して箪笥区民センターへ。


嵐山光三郎さんプロデュースの中村誠一さんとそのバンドのリサイタル。



円熟のサウンドに酔いしれた。新曲の「金沢おでんの歌」も最高。作詞 嵐山光三郎/作曲 中村誠一。実は金沢はおでんがおいしいのでも有名。



以前嵐山先生におでんの具材をいただいたときに添えられていたメモ。おいしかったのでツレが記念に取ってある。



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