午後、来客。
「公衆浴場背景画保存会」の方。
公衆浴場背景画保存会という団体がある。四半世紀近い歴史を持つ団体で、日本が世界に誇るべき文化財である「公衆浴場背景画」、すなわち「銭湯絵」を後世に遺すべく地道な活動を続けている。
今回のビブリオでの「銭湯絵師・丸山清人個展」についてもいろいろ協力、助言をいただいている。そして同会の今後の活動の柱ともなるプロジェクトについてはうちが絡ませていただくことになりそう。
えーーっと「コラボ」っていうやつ?
僕としてはすぐにでも吹聴して回りたいのだけど、保存会からの発表を待とう。多分、近々。いやはや面白いことを考えるなあ。
お二人が帰られた後は作業。
27日のライブペインティングに使うボードである。
描いていただくときはもちろん上の画像のようにイーゼルに架ける。
しかし、その後に飾ることを考えるとそういうわけにいかない。場所を取りすぎる。吊るすようにしないと。
うちでの陳列の問題だけでなくて、この作品は販売対象。お買い上げになったおうちでのディスプレイを考えると吊るせるようにしないと。普通のおうちににはイーゼルはない。
で、吊るすわけだがこれがなかなか難しい。
絵が描かれる表側には一切、触れられない。あくまで裏側ですべてが完結しないと。
こういう吊り金具、いわゆる板吊り(いたつり)を裏側にねじ止めするわけだが…。
このボードは厚さが5ミリしかない。いやもっと厚いボードでいいのだけどそうなると重くなって僕のような素人の手におえない。
ボードの厚さが5ミリしかないのに適合するボルトの長さは10ミリ。もっと短いボルトに適合する吊り具もあるが1ランク華奢なものになり、それではこの5ミリの重いボートは吊るせない。
当然ながら5ミリ厚のボードに10ミリのボルトを裏からねじ込めば表側に切っ先が5ミリ飛び出してしまう。
「粗忽の釘」なら銭湯絵で無くほうきを架けるところである。
つまりは5ミリ厚のボードに10ミリのボルトを裏からねじ込んで表側に切っ先が出ない
ようにするのが今日のミッションなのだ。
いろいろと工夫して何とかうまくできた。
こんな感じで吊るした。どうやったかは企業秘密。DVDの予約録画もテレビとの配線もできないが、こういうのは結構得意。
この吊り具で計算上は14キロまで耐えられる。そしてこのボードの重さはメーカーのホームページによると7キロ。
セ〜〜〜フ
・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・
銭湯絵師・丸山清人個展 9/24(木)〜10/4(日)。
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・・・開講中・・・・・・・
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