レコードかけまショー - 国立駅前・ギャラリービブリオ連絡版(蕃茄庵日録別板）

午後、幼稚園の役員会。子ら三人が卒園し、僕自身も卒園した幼稚園。今年度最終。数年前から評議員を務めている。卒園生で転居の可能性が低いので任命された。

来年度から国立市初の幼保一体型「認定こども園」になる。現在の運営形態での役員会は最後。取りあえず来期も馘首ではないみたい。また少子化傾向の進む国立の中にあって順調に経営できている。

よく「人生で大事なことは幼稚園の砂場で学んだ」なんて言うけど僕もその口。この幼稚園には格別の思いがある。

作者: ロバート・フルガム,池央耿
出版社/メーカー: 河出書房新社
発売日: 2016/03/05
メディア: 文庫
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僕という人間は存外に薄情で帰属意識が少ない方。出身高校が無くなった時もなんの感慨もなかったし最近では大学時代のサークルの廃部の報を聞いたが取り立てて感興は無かった。自分が編集していた雑誌の廃刊にも淡々としていた。母校の甲子園出場にもお正月の大学対抗駅伝にも恬淡としている。

でもこの幼稚園に関してはできることなら何でもしたいと思っている。でも数字に弱く折衝力もなく人脈も持たない僕にできることなど無く、しいて言えば皆さんの邪魔をしないくらい。

夕方からは役員と歴代の職員での懇親会。現役の先生方の楽器演奏なども披露された。

乾杯を見届け退出。

僕はパーティーは苦手。初対面や初めての場所が苦手で会話が苦手。話が弾まない。会社員時代は「これで給料をもらってるんだ」と思って歯をくいしばって出席しまくり名刺を配りまくっていたけどつらかった。どうにもつらくてそれでも立場上最後までいなくちゃいけない時は、乾杯までいて途中はトイレに行くふりをして外に出てドトールで時間をつぶして終わるころトイレから「どーもどーも」と復帰したりしていた。

今回はそういう偏屈な理由ではない。勝手知ったる場所だし知っている人も多い。役員仲間に元同級生はいるし、子供が３人いると足かけ１０年関わっているので知っている職員も多い。気を使う部分は無い。店に戻って打ち合わせがあったのだ。

打ち合わせを手早く終えて会場に戻ろうかと思ったけど中途半端なのでそのまま阿佐ヶ谷へ。

阿佐ヶ谷の「よるのひるね」で昭和歌謡DJイベント「革パン＆Qちゃんのレコードかけまショー」があるのだ。

中央線車内、携帯メールで演芸コレクターの　みやび氏と連絡を取り合いながら現地で待ち合わせ。先週の土曜日北陸に帰省したみやび氏は夕方に帰京したとのこと。そして帰省中には合笑組金沢公演を見たとのこと。その帰朝報告会を兼ねて。僕の方が早く着いた。

とにかくひたすらに昭和歌謡曲のEP盤をDJ革パン氏とDJ・Qちゃんが回し続けるという狂気のイベント。