五十路の茶髪の散らし時 〜みたびの仮釈〜

本日、三度目の仮釈放。自宅へのリハビリ外泊である。


昼食後、病院を出て、中河原から京王線分倍河原南武線に乗り換え立川へ。立川から母なる中央線に乗り換え、故地・国立駅へ下り立つ。9月13日の朝以来。

変わり果てたその姿に愕然とする。あ、僕じゃなくて上りも高架となった国立駅ね。


まずは美容院に直行。“病院から美容院に直行”なんて昭和の児童漫画みたいでいいね。


前々回の初回仮釈の際の茶髪化から一ヶ月が過ぎた。さすがに故・渡辺和博画伯言うところの「根黒先茶ン(ネグロサキちゃん)」になって来た。



冬ざれや五十路(いそじ)の茶髪の散らし時


である。


つまり、茶色いところを刈り込んで黒の短髪にしようと思ったんだけど‥。気の迷いから、もっとキンキンの金髪にしてしまった。




家に戻り長女・花子(仮名・高2)に頭を見せ、「うらやましいだろ。おまえもやっていいよ」


と言ったら、「やりたいけど校則があるからできないよ」とのこと。



そうか気の毒に。ま、父ちゃんは梗塞があるからできたんだけどね。

と言ったら、「しょうもない」とツレに怒られた。


で、これから今回の仮釈の本来の目的地に出かけるんだが、その件はまた明日。