谷内六郎「北風とぬりえ」展、「てのひらえほん展」
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夕方から青山へ。
まずは表参道交差点の「山陽堂書店」へ。
青山随一の老舗であるこの書店、この夏からギャラリーを始めた。そのギャラリーで明日まで開催の、谷内六郎「北風とぬりえ」展を見に行ったのだ。
昔の週刊新潮の表紙絵で知られる谷内画伯、このお店の壁画も手がけておられる。
終生、病と闘い続けた画伯の自伝的ともいえる絵物語「北風とぬりえ」。これが奇跡的に発掘されて、このほど天野祐吉氏によって出版された。それを記念しての原画展だ。しかも手書きの原稿用紙も展示。なんて贅沢なんだ。
モノクロの画面は温かでなんとも奥深い。つらい話も多いのにこの飄逸な味わい。
そしてこの山陽堂ギャラリーがすばらしい。老舗であること、名店であることに安住せずにつねにアグレッシブに挑戦し続ける姿勢、見習いたい。
そこから今度は青山団地へ。
以前、僕がこの近くの安西水丸事務所に毎月通っているころは、広い団地どおりには引き売りのトラックの八百屋さんが来てて楽しかったんだけど、今はもう無い。締め出されている。なにか大人の事情があるのだろう。
その団地通りの突き当たり。目指す「オーパ・ギャラリー」がある。
そこで開催中なのが「てのひらえほん展」。文字通り、手作りの豆本のグループ展。
旧知の山下以登さんが出品している。
山下さんはイラストレーター。装丁・装画の仕事も多くてがけ、最近では天才・川上未映子の新刊も手がけられている。
今回の出品豆本は「封印」というタイトルのもの。上品できれいなので思わず買ってしまった。隣に展示されていた「おちあやこ」という方の「GG」と言う作品もきれいで可愛くそれでいてとぼけているので併せて買ってしまった。
あ、これじゃわからないよね、大きさが。
隣に文庫本をおきましょう。「鬼平」の最終巻。これで大きさ、いえ小ささがわかるでしょう。
秋が来て 手のひらにふみ 載せにけり
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