朝から「昨日思いついたこと」を実行。主にパネル作成。
午後から南武線に乗って川崎方向。初めて「快速」に乗った。例の逃亡凶悪犯が潜伏してあたりを通過して武蔵小杉で乗り換え。数日前事故があったエスカレーターは閉鎖され警備員さんがガードしていた。
今日は「サイハテ学会」のマドンナ・白石ちえこさんの写真展「ホエールウォッチング」の初日なのだ。
会場は鵜の木。古民家ギャラリーカフェ「hasu-no-hana」。昨秋にはご近所で廃棄寸前だった真空管ステレオを斡旋してくれた。いまや「りんごほっぺ号」としてギャラリービブリオになくてはならない存在である。
DMに曰く、
長崎でくじらの骨の鳥居、和歌山でくじらショー、山口では祭りに使うハリボテくじら。
気がつけば行く旅先でくじらとの縁が深まっていき、いつしか頭の片隅にくじらが
棲みつくようになっていった。
陸の上でホエールウォッチングをしているような旅でもあった。
ホエールウォッチングの原則は可能なかぎりゆっくりと、取り囲まず、
くじらたちの間に割り込まない、ということらしい。
私の撮影も町外れからやってくるくじらを追いかけるようなものかもしれない。
つの写真古典技法”雑巾掛け”と”鶏卵紙”。
夢のようにぼんやり浮かび上がるおとぎの国に迷い込みにいらしてください。
つまり、きっかけのひとつは「鯨の牙の鳥居」を見たことという。僕は思わず膝を打ったね、
白石さんの写真集に「鉄川与助の教会建築」がある(共著)。
- 作者: 林一馬,川上秀人,土田充義,鉄川進,山田由香里,LIXILギャラリー企画委員会,住友和子編集室,村松寿満子,白石ちえこ
- 出版社/メーカー: LIXIL出版
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ともに五島(長崎)の観光名所なのだ。ぼくも10数年前レンタルバイクで教会めぐりをする中でその両者を見た。さらにいうなら与助のお孫さんにもお会いした(自慢)。
古典技法”雑巾掛け”と”鶏卵紙”を駆使した作品たちはどれも深いグレーが美しい。
同店はカフェ機能もあるので美味しいコーヒーも飲める。調子に乗ってリンゴのパウンド・ケーキまで食ってしまった。うまいっ!!
白石さん、会場におられた写真家の首藤幹夫さん、作家の南陀楼綾繁さんともサイハテ以来。
- 作者: 南陀楼綾繁
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同店を辞した後は渋谷経由で神保町。
東京堂書店に坪内祐三さんの姿。久しぶりのご挨拶をするも気もそぞろのご様子。
「そこ、触れ太鼓が来ますよ」
と。明日初日の大相撲の触れ太鼓が回ってきたのだ。
いいものを見せていただいた。坪内さん、お邪魔してすみません(坪内さんは熱狂的な相撲ファンとして知られている)。
今日は「つげ義春研究会」の新年会。熱狂的なつげファンおよび研究者の古強者が集まった。どのくらい「古」かと言うと僕が最年少なくらい古強者。
はなすうちに「初夏の企画」が浮上してきた。
「三社祭(仮)」いや「3社祭(仮)」とでも称しておこうか。実現したらちょっとすげえ。
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