今日は速攻で職場を飛び出し、「第22回 わかくさ会ピアノ発表会」に行ってきた。
つまりは長女・花子(仮名・小五)のピアノの発表会である。前もってもらったプログラムを見ると、どう考えても時間はギリギリ。間に合うかどうか五分五分というセン。平日の5時半開演とはつらい。
神楽坂駅までタクシーを奢ったら、巧い塩梅に中野から通勤快速に乗れた。
会場は西国分寺駅前の「いずみホール」。音楽専門の荘重なホールだ。天井が高い。これならどんなに高座を高くしても大丈夫だ。だけどそうなると最前列の人は首が痛くなるほど見上げるようになる・・・・・、としなくていい心配をしてしまう。
駆け込むと花子の親友のさっちゃん(仮名・小五)がベートーヴェンの「ト調のメヌエット」を弾いている。
ギリギリ間に合った!! 次が花子の出番だ。 それにしてもさっちゃん、巧いなぁ。しかも胸を張って堂々としている。いいぞ、さっちゃん、立派立派。
続いて、花子。
「花のワルツ」は上々。でもオースティンの「人形の夢とめざめ」はまだまだ練習が必要だな。まぁ、芝居なんぞやっているのでアガッている様子はない。
逆に、後で聞いたら、客席で見ていた次男・三吉(仮名・小2)の方が、
「大丈夫かなぁ、花ネェ間違えないかな? 失敗しないかなぁ」
と、ずっとドキドキしていたらしい。
それにしても娘のピアノの発表会にスーツ姿のお父さんが仕事先から駆けつけるなんて、アメリカンエクスプレスかチューリッヒ生命保険のCMみたいだな。バラの花束を持っていないのが惜しい。
でもアメックスやチューリッヒのパパは、数曲であきて会場を飛び出したり、ましてや帰りに西国分寺駅ホーム内の1000円床屋「QBハウス」で角刈りにしたりはしないんだろうな。
おかげで首筋から背中にかけてチクチクするよ。