國民番組の交代劇

今日放送分からドラえもんの声優さん、総入れ替えである。

次男・三吉(仮名・小3)に感想を聞くと、

「声は変わってたけど変な感じはしなかった」

とのこと。

そうなんだよね。子どもって案外、平気なの。変化に柔軟に対応できるんだよね。高崎山幸島のおサルさんと一緒。若い子ザルは温泉にもイモを洗って食うことにもすぐ慣れるの。

「一緒」といえば、「おかあさんといっしょ」とかでもお兄さんやお姐さん、じゃなくてお姉さん(僕のパソコンは「おねえさん」と打ち込むと「お姐さん」と出る。困ったもんだ)の交代が時々あるんだけど、子どもは存外冷静で、むしろお母様方のほうが「弘道おにいさんのほうがよかったわ・・」となるそうだ。

職場では30歳前後の、それこそ物心ついたときから大山のぶ代ドラえもんで育った若い衆たちが「なんだかなぁ」と違和感を募らせている。

その点、僕なんざぁ、東野英治郎に始まって里見浩太朗に至るまでの交代劇をつぶさに見てきているので、冷静なもんだ。いや、これは水戸黄門の話だった。

などといいつつ石坂浩二水戸黄門にはとうとう慣れることが出来ないままだったなあ。