女子刑務所東三号棟(6)

嗚呼、この日をどれだけ待ったことだろうか!!

ジョシケーである。泉ピン子の人気シリーズ「女子刑務所東三号棟」の第6弾。ピンちゃんは毎回違う設定の受刑者で出てくる。やむにやまれず罪を犯した悲しい中年女として。僕はこのシリーズが大好きで毎回見ているのだ。とにかく臭くて巧い、臭巧いんだ、ピンちゃんが。

今回は不倫相手をはずみで殺してしまった団地妻の役。不倫相手が赤井秀和、夫が篠田三郎。すごいねー。野生派と知性派の天下の2枚目の間を揺れ動く女心ですよ。なんというか・・・そう、座長の貫禄。

同房の受刑者も毎回変わる。今回は熊谷真実藤吉久美子、高田敏江、三浦理恵子。なんつーか不自然に美女ぞろい。毎回一人ガサツな莫連女がいる。今回は熊谷真実。でもちょっと迫力不足だったかな。全体的に受刑者同士の確執がいつもに比べて薄かったかも。

毎回クライマックスとなるのが歌手による慰問のシーン。本物の歌手が出る。今回は最終兵器とも言うべき飛び道具が出た。海援隊である。頭目武田鉄矢がまた臭巧いんだ。ピンちゃんと鉄矢兄い・・・まさに竜虎の戦いと言う感じだったなぁ。僅差で武田が勝っていたかも。

あとピンちゃんの息子役の濱田岳がいいね。金八でメガホンの不良やってた子。


それにしても俺はジョシケーが好きだなあ。ここまで自分が書いたものを読んであきれる。

ところで今回のジョシケー、ほぼ2年ぶりである。何故わかるかというと2003年9月25日の日記に「泉ピン子主演『女子刑務所東三号棟 5』 」のタイトルで書いたのである。
よくいつごろか思い出せたなぁ、って? 思い出せやしませんや。グーグルで「ジョシケー」で検索したんですよ。