越南点描(14) 性善説と性悪説

そういうわけで、ベトナムに行く前に僕はベトナムに関する本を何冊か読んだ。感性に自信がないからね。知識が勘の鈍さをカバーしてくれるのだ。


昨晩はベトナムに行く前に読んで、2番目に面白かった本をご紹介した。で、今日は1番面白かった本をご紹介しようと思ったのだけど、その前に3位以下を順不同でご紹介しよう。詳しい内容は写真をクリック。



地球の歩き方 ベトナム


言わずと知れた超・超・定番。現地に持っていったらツアーの人みんな持っていて「一冊でよかったね」と笑いあった。驚異の普及率。

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ベトナム戦争 誤算と誤解の戦場


これを読んでおいたおかげでベトナム戦跡を巡ってもより深く理解でき興味深かった。

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ヴェトナム新時代 「豊かさ」への模索


ベトナムの政治・経済の現在がよくわかった。ような気がした。幻かも。

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ベトナムの微笑み


大商社の支店長という殿様に等しい人だからみんなが気を遣って大事にしてくれたんでしょ、というような邪推を吹き飛ばす好印象。彼の地に惚れ込んだ著者の姿が微笑ましい。「性善説」な本。

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行ってはいけないベトナム


一方、逆に「超・性悪説」な本。本当に行きたくなくなるぜ。

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ベトナムへ行こう


複数の著者によるアンソロジーでテーマも多岐にわたる。まとまりがないといえばまとまりがないが、アジアの混沌を象徴していて印象は悪くない。西原理恵子の表紙が可愛い。

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「おいおい、肝心なあの本を読んでいないじゃないか!!}という突っ込みはご勘弁いただきたい。この程度が限界でありました。でもこっそり教えてくださいね。次に行くときには読みますんで(次があるのか!?)


さて明日は、注目の(誰が!?)第一位の発表です。