深夜のドライブ

そういうわけで、仕事帰りにいい映画を見て帰り、それを反芻しつつブログをアップして一日が終わった。風呂からでて缶ビールを冷蔵庫から出す。今日も一日お疲れ様でしたと自分をねぎらう。時刻は午前1時。


栓をあけようととした瞬間、ツレが、

「あーっ!!」

声を上げた。仕事場に重要な忘れ物をしたという。朝一番で使う資料。

これから自転車で取りに行くというので押しとどめ、車を出して取りにいった。僕は詳しい場所を知らないので二人で行った。飲む前でよかった。一口でもつけていたら車でいけなかったから。隣町のツレの仕事場まで自転車だと往復1時間かかるけど、車だとあっという間。

深夜1時過ぎでも土曜の夜の立川は人がいる。「中年の酔っ払いの男女(ともに小太り)」という組み合わせが最も多い。


家に戻って、さて飲もうかと冷蔵庫からビールを出したらツレが、

「ちょっと待ってて。お礼にコンビニでなんか買ってくるね」

といって出て行った。おっ、気が利くね。ビールのつまみにサラミかチーズか買ってくるのかな、と再びビールを冷蔵庫にしまって帰りを待った(コンビニまでは徒歩1分)。


買ってきたのはプリンだった(大好物ではある)。


缶ビールの栓を開ける「ブシュッ!!」 と、プリンの「プッチン!!」が同時に響いた、我が家の1時半だった。

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