《11月29日の旅日記から》
朝9時に猪山人(ししやまど。猟師の意)のKさんの奥さんが、車で愛徳荘に迎えに来てくれた。「ヤッホー・ポイント」に案内してくれるという。
和歌山には「ヤッホー・おじさん」なる全国的に有名な怪人がいる。県内外の「こだまが良く返る場所」を渉猟し、紹介している。その人が「天下一」と認めたのがここ旧・美山村は椿山ダムの「ヤッホー・ポイント」である。
実はこの「ヤッホー・おじさん」はただの変わり者ではなくて、ちゃんとした音楽家である。だから耳がすごくいい人なのである。
このヤッホー・ポイント、今はもう半メジャーな観光名所でマスコミでもたびたび取りあげられている。
お笑いの「ざ・たっち」が来て「チョット、チョットチョット」をこだまさせた事もあったし、アニメ界の超兄貴・水木一郎が、
マジンガーー、ゼェッット!!!
と絶叫したこともあったという。
サバンナが来たこともあったという。サバンナがなんと叫んだかは知らない。犬井ヒロシで「自由だ〜!!」とでも言ったのかな。
さて、僕の番である。奥さんに「さあ、どうぞ」と促されたものの何といったものか。
こういう景色のいいところだから、マイティ・ハーキュリー気分で、
オリーンピーアーーー!!
ってやろうかと思ったのだけど、僕よりずっと年下でしかも女の子だから多分マイティー・ハーキュリーを知らないだろう奥さんが、「ついに壊れたか」と驚いてもいけないのでやめておいた。
やっぱり正統。「ヤッホー」で行こう。
僕は、備え付けのメガホンを使わせていただき、正しく叫んだ。
ヤッホーーーーーーー!!
でも、そのあとに「ヤガワ」「ニシクニタチ」とつぶやくのも忘れなかったけどね。
(つづきは近日中に)
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