帰りの電車でのことである。高田馬場から乗ってきた中年男性。小柄で小太り。頭髪が薄くカワイイ系。
そう、有名なあの先生である。お見かけするのは３回目。別にそれほど偶然じゃない。早稲田の先生だから僕の職場の近所である。
北朝鮮情勢の専門家。
ここまでわかっているのに名前が出てこない。ロマンチックがとまらない。固有名詞が出てこない。
話しかけるつもりはないが、名前が出てこないのは気持ち悪い。う〜〜ん。
思い出した！！ 高村先生だ。
ここまでわかれば最近は便利だ。携帯電話でグーグル検索。
「高村」ﾌﾞﾗﾝｸ「北朝鮮」で検索。
そしたら出てくる出てくる。
高村元外相の北朝鮮対応を非難するブログ擁護するブログが･･･。
ちがった。高村じゃなかった。
あ、そうだ、「下村先生」だ。高と下では真逆である。いかんいかん。
「下村」ﾌﾞﾗﾝｸ「北朝鮮」で検索。
････。なにもでてこない。
う〜ん。なんだっけ。
そうだ、苗字は思い出せないけど、名前は思い出せそう。「計」の字がついた。それから「重」の字。そうだ、「重計」先生。「◎◎重計」先生だ。
「重計」で検索。
･そしたら出てくるでてくる、ダイエット関連のサイトが････。つまり「体重計」がヒットしたのだな。
うーん。固有名詞が出てこない。ハートのエースも出てこない。
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
２０分以上たってようやく思い出した。「重村智計」さんだ。そうそう。
当の重村先生は、とっくに下車してしまっていたけどね。
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